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ふたりぼっち ページ18

〜過去編2〜



彼から沢山のことを学んだ





挨拶は大事だ、愛される秘訣にもなる。

誰彼構わず睨みつけるな。

ここにいる奴は全員仲間だ。

おい!靴を履け!箸を使え!.......睨んでもダメだ!

言葉使いが汚いんだよ、本当に女か?





今でも覚えている

でも箸がうまく使えない時の

あの顔は今でも蹴り飛ばしたい

SHIELDに馴染んで正式に加入した時は私より喜んで





おいみんな!俺のミナが最年少だぞ⁉
今日は赤飯だな‼

やめろ!こっちが恥ずかしい。





この名前も彼がつけた

自己紹介する度にニヤニヤする奴に
何故か何もできなかった







初めて人を殺した時、
周りは国の役に立ったと喜んだのに

彼は全く喜ばず、真剣な顔で話しかけてきた






いいかミナ、お前が殺めてしまった人には
妻も子供もいたかもしれない。

誰かが死ねばそれを悲しむ誰かがいることを
決して忘れるな。






ナ「大切な人だったのね。」
『当時は礼なんて言えなかったが、
彼のお陰で私は私でいられる。』





一緒の時はあっという間に過ぎた




誕生日もクリスマスも
ジャパンのお正月も過ごした


彼の誕生日にありがとうと言ったら
号泣して泣き止ませるのが大変だった





あぁこれが家族か、これが幸せか、
と初めて人間になれた気がした




彼は嘘つきだった、だがどれも優しい嘘だった


彼はコーヒーが嫌いだった、
だが私が入れるコーヒーは美味いと飲んでくれた




暗く冷たい水の底から救い上げてくれた



でも長くは続かなかった




戦争に彼も参加した

本当は必要なかったが、
私が上の人に頼み込んだのだ

自分が活躍している姿を見せたかった、




それだけ




その淡い期待が
私の人生最大の過ちの引き金となるとも知らずに




ス「まさか....。」
『あぁサツキはその戦争以来帰らぬ人となった。









私をかばって』

またひとりぼっち→←ひとりぼっち



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ばくだん(プロフ) - やのと。さん» 嬉しいです!ありがとうございます! (2019年5月27日 7時) (レス) id: 814e02a417 (このIDを非表示/違反報告)
やのと。(プロフ) - ばくだんさん» もうほんとせびお願いします() ばくだんさんの小説大好きなんです、 (2019年5月26日 22時) (レス) id: 32a943ab58 (このIDを非表示/違反報告)
ばくだん(プロフ) - やのと。さん» 本当に公開しようかな....(((ありがとうございます!! (2019年5月26日 19時) (レス) id: 814e02a417 (このIDを非表示/違反報告)
やのと。(プロフ) - 2つの小説めちゃくちゃ見たいのでぜひ公開を...!!! (2019年5月26日 19時) (レス) id: 32a943ab58 (このIDを非表示/違反報告)
ばくだん(プロフ) - アダ子さん» ( 'ω')クッ!お優しい方だ!!!ありがとうございます! (2019年5月26日 15時) (レス) id: 814e02a417 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ばくだん | 作成日時:2019年5月22日 18時

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