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「おくれましたぁ」
気だるげに入ってきたのは紛れもなく、俺がずっと会いたかった先輩やった。
末「おそいわ、はよ座れボケ！」
末澤先輩に言われ小さい声で「うっさいわ」と言うた後俺の斜め前の空いていた席に座った。
末澤先輩とはきっと仲が良いんやろうな。
「大橋くん知っとる？あの先輩、すごい有名なんよ。」
女の子から突然話しかけられた。
「え、なんでなん？」
そう質問すると、
「まずイケメンやろ？ほんでクール！めちゃくちゃモテるねんで！けどな、モテんのに彼女いたことないらしいねん。だからなんか闇あるんちゃうって！そんなミステリアスなとこもかっこいいよなぁ〜。それに末澤先輩とも仲良くてあと他に何人かでいつもつるんでるんやけどこれがまたイケメン揃いなんよ！末澤先輩が美化委員長って知ってたからわたし立候補してんけど、まさか藤原先輩もいてるとは！嬉しすぎるー！」
…あまりのマシンガントークにびっくり。
さっきまでおしとやかやったやん！？
こんな口調で喋ると思ってないからただただ驚いてた。あと分かったことはあの先輩の名前は藤原、さっき末澤先輩が「丈」って言うてたから…ふじわらじょう、、先輩かな？
あとすごいモテるイケメン集団の1人ってこと。
有名やねんなぁ、全然疎いから知らんかった。
明日大ちゃんと正門に知ってるか聞いてみよー！
多分あの2人も知らんやろな〜。
そうなんや、と返事をしてから斜め前に座る藤原先輩を見つめる。
やっぱり綺麗な顔してるなぁ〜、そらモテるよなぁ〜。そんなことを考えていたらバッチリ振り返った藤原先輩と目が合った。
うわぁ〜綺麗な目。
ほんまに吸い込まれそうや…
丈「…なぁ、俺になんかついてる？」
「えっ、あ！いや！すいません！なんもないです！」
丈「…そ。」
わーーーーーー！！！
喋ってもーた！！！完全に俺不審者やけど！！喋ってもーーーた！！！！！！
ゆるゆるになってまう顔を両手で隠し、机にうずくまる。
「え、大丈夫？どうしたん？！」
そんな女の子の声も聞こえへんぐらいに俺は舞い上がっていた。
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おまめさん(プロフ) - 樹れれ*さん» コメントありがとうございます！そしてすごく嬉しいお言葉…心に滲みます…（泣）引き続き、温かい目で見守ってやってください！ (2020年6月7日 16時) (
レス) id: 78dec32c94 (このIDを非表示/違反報告)
樹れれ* - コメント失礼します！最近この小説を読むことが日課になりつつあるくらい大好きです。純愛で、それでいて儚い青緑を書ける主様素晴らしすぎます！（緑くんの純粋さが疲れをとってくれる癒しです。。）毎度の更新楽しみにしています。お身体にお気をつけてください(*^^*) (2020年6月7日 0時) (レス) id: d9fa3e456d (このIDを非表示/違反報告)
おまめさん(プロフ) - ももさん» コメント読んで嬉しすぎて上がった口角が下がりません…そう言っていただけると活力になります！少しでも読んでて良かったと思っていただけるような結末に向けて書いていきますので、温かい目で見守ってやってくださいませ！ (2020年6月6日 23時) (レス) id: 78dec32c94 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 初めてコメントします。私自身嫌なことがあった日も、この小説読むと吹き飛ぶくらい大好きです笑、長編は連載大変やと思うので、マイペース保って無理せず頑張ってください！陰ながら応援してます。 (2020年6月6日 21時) (レス) id: 1c767c69e9 (このIDを非表示/違反報告)
おまめさん(プロフ) - イチゴさん» 嬉しすぎるお言葉ありがとうございます(´；ω；｀)ゆっくりになりますが、今後もご愛読宜しくお願いします！ (2020年6月6日 0時) (レス) id: 78dec32c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おまめ | 作成日時：2020年5月3日 23時
