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「「ただいま〜。」」
家に帰ったらすぐ手を洗う。これ基本。それから買ったものを片付けて…休むことなく調理開始。ここで一回座っちゃうともう立てなくなるのは目に見えている。
まずはケトルでお湯を沸かす。次はお米。ご飯が無いとね、何も始まりませんから。何合炊こうかな。
「ご飯どのくらい食べるー?」
「いっぱい〜。」
「じゃあ一応3合にしておくかぁ。」
余ったら明日の朝食べれば良いもんね。多めに炊いておこう。お米を研ぐ用のボウルに計量カップ3杯分のお米を入れて水と一緒にシャカシャカ。今は冬じゃないから良いけど冬は辛いよねこれ…。
「あれ僕お米何合炊くって言ったっけ。」
「3合!」
「あーおっけありがと。」
洗ってたら忘れちゃった。3の線まで水を入れて、炊飯器のスイッチオン。
そしてカレーの準備に取り掛かる。鍋を用意して、挽肉を炒めるところから。肉に火が通ってないのはまずい、ってのと、切らなくて良い挽肉は入れるの忘れがちなので最初に。
ぱぱぱっと炒めて、次は人参を切ることにする。皮を剥いたところで、ふらふらーっと問ちゃんがキッチンにやってきた。
「言ちゃーんなんか手伝えることある?」
「じゃー、玉ねぎの皮剥いてもらおうかな。」
もー、もっと早く来てくれたらお米任せられたのに。材料切ってもらっても良いんだけどさ、なんか他の人が隣で包丁使ってるの怖くない?つい口出しちゃうから問ちゃんが包丁使う時は見ないようにしてるんだよね。
さて、人参は大体1/3くらいの長さになるようにざっくり切って、細長くして、さいの目切り。細かくしすぎると存在感なくなるので気持ち大きめに。
「できた!」
「さつまいももよろしく。」
「ええー。」
そんなこと言いつつやってくれている。よっぽど暇なのかな。問ちゃんがさつまいもの皮を剥いている間に、切った人参をお鍋に入れて挽肉と一緒に少し炒める。小さいし大丈夫だと思うけど、柔らかくなって欲しいからね。
「こっちもできた!もう無い?」
「はーいありがと。もう無いかな。またなんかあったら呼ぶから待ってて〜。」
「分かったー!」
…なんか今日ご機嫌だね、問ちゃん。さぁ、さつまいもはレンチンしますか。そのままじゃデンプンが包丁について切りにくいのなんの。
さつまいもをキッチンペーパーで包んで、さらにそれをラップで包んで耐熱皿へ。電子レンジのつまみを回してゆで根菜にして、スイッチオン。
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蘭(プロフ) - tmさんの性同一性障害お願いできますか? (12月30日 20時) (レス) @page37 id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - リクなんですけど、言ちゃんの喘息お願いできますか? (11月19日 21時) (レス) @page35 id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 仲良し兄弟mnちゃんとgnちゃんのお話し、可愛くて凄く嬉しいです。ありがとうございます(≧▽≦) (7月15日 16時) (レス) @page4 id: 7d400068d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sunny | 作成日時:2023年7月14日 23時