【文豪ストレイドッグス】最初は勘違いから。【ワールドトリガー】

○ ページ24

．




出「なんだよ、あれ〜！“異能”ってゆーのは太刀川さんから聞いたはいたけど……」





「あんなに速いとは…太刀川さんが負けるわけだ。」と出水さんは続ける。

夜叉をこんなに誉められるとは…ポートマフィアではそういうこともあったけど、あれは私がきちんと功績を残していたからだ。……こんなに嬉しいのは久方ぶりだ。





「んで。合成弾って、知ってる？」




出水さん＿＿出水はニヤリと笑う。

……話し合いの結果、合成弾は明日の午後から教えてもらうことになった。そろそろ迅さんとも合流しなきゃだし。



私は太刀川隊室を出て、レイジさんの車に乗り、空閑たちを待つ




……光の世界。中々善いな＿＿＿＿＿








_____________その裏では着々と、とある国の近界民の侵略計画が進んでいた








レ「そういえば榊原は学校行かないのか？」


『戸籍もないし、そもそも小学校から行ってないので……』


「戸籍なら林藤支部長から唐沢さんに頼んだらいい。あの人はあちこちに顔が利く。」





……学校に、行ける……？？





『そういえばね、レイジさん。明日の午後から出水に合成弾教えて貰うの。』


「！＿＿あいつはすごいシューターだから色々教えてもらうといい。」


『はい！』





その時、車のドアが開く





「遅れて申し訳ない。」


「待っててくれて、ありがとうございます」





空閑と三雲がお礼を言う。




レイジさんがアクセルを踏み、車が動き出す。







……明日が楽しみだなぁ。





．

●→←ワートリの新作…です……

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す