【文豪ストレイドッグス】最初は勘違いから。【ワールドトリガー】

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『私は…親いないから。誕生日は、とある人に拾われた日。苗字も、その人につけてもらったから……』




「だから本当の誕生日も、親の誕生日もわからない」と私は顔を伏せる。出水さんは私が何処から来たのか知ってるかも知れないけど、私の過去は誰にも……迅さんにも、未だ話していない。




出「…なんか、ごめんな。お前も大変だったんだな。ここもたまにいるんだよな。ネイバーに殺されたとかで親いないやつ。」




出水さんはグルリと周りを見渡す。太刀川さんも空気をよんだのか、何も言わなかった






太「あ！そーだ。お前ポジションは？アタッカーか！？」


『そのつもりでしたけどシューターになりました。』


出「お！俺と一緒か！バイパーの引き方教えてやろか？」


『コツは掴んだんで大丈夫です。』


出「まーまー。色々教えてやるからさー！」


『え、あの…あ……』




私は出水さんと太刀川さんに隊室に連れていかれることとなった

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「うわっ…お前もリアルタイムで弾道ひくのかよ……俺と那須の特権だったのにー！」


『練習したら出来ました』





「その顔ムカつくー！」と出水さんが私の頭をぐしゃぐしゃにする。




太「そういやお前、俺と風間さんにした攻撃は？出せんのか？」


『一応は………』




出水さんはニヤリと笑う。これは“出せ”ということなのだろうか…




『異能力＿＿＿＿〈白銀夜叉〉。私の敵を斃せ』




私の命令と共に繰り出される亜音速の刀。瞬きしない内に出水さんの首が飛ぶ



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