夢主を救う為に、今日もKZは想い続ける1

28　犯罪？　※追加点あり ページ33

Aside

秀明を飛び出し、ストーカーが居るであろう処に向かう
私がストーカー被害に遭い始めたのはアーヤよりもう少し前
思いっきて声を掛け、止めなきゃ警察に訴えると言ったらストーカー被害は無くなった
だが、油断してた
真坂アーヤを囮に使おうとしていたなんて

けど、一応でストーカーの事を調べたし、毎回後ろを尾行したのに気付く場所があった
恐らく、今日も其処にる

後ろからKZの皆が追って来てるのが分かる
余りにもバレバレなので声をかけてしまいたい
そんな事はしないが

とある公園に着いた
其処は街灯も少なく暗い
子供も大人も余り近づかないが、私の場合、此処を通らなければ、家に着くまで時間がかかってしょうがない
数少ない、此処を通る者の中で私がターゲットに選ばれた所為でアーヤが危険な目に遭った
自分がどうしても許せない

目の前に少年が居る
退院の日も、翼が助けてくれた日もずっと、見てきた人

『やっぱり』
小年「久しぶりだね、A」
『私の名前...』

学校が一緒だからなのか、彼は私の名を口にした

小年「学校が一緒なんだよ！知ってて当然でしょ？」

彼は笑いながら、そう口にしたけど目はまるっきし笑っていない

小年「ねぇ、僕と付き合ってよ。そしたら君の友達には手を出さないよ」
『何言ってるの！？アーヤを襲おうとしてたじゃない！』
小年「何の事？アーヤ？」

あ、しまった
ずっと目の前の(・・・・)少年がアーヤを襲った奴だと思い込んでいた

小年「残念だったね、A♪」

そう彼が言った途端、後ろから鈍器で殴られたような感覚があった
否、殴られたのだろう

目の前が暗くなり、目の前に居る少年が二人に見えた

小年×2「「情報不足だったね」」

そして、目の前が暗転した

遠くで私を探すような声が聞こえた気がした
きっと気のせいだろう

だって、KZの皆の尾行は撒いてしまったのだから
皆が怪我をしないように……

でも良かったのかも

不幸になるなら、私だけでいい......



〜〜〜〜〜
少年及びストーカーの設定

身長:夢主より少し高い
年齢：夢主の1個下
その他：少年達は双子(故にそっくり←背格好とか身長も同じ)
　 夢主と接点はないかも？

細かな設定は考えて無いですが、話が進むにつれ少年達の設定が分かってきます

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