いちごミルク ページ24
金曜日、オッパと同じ授業の日。
オッパはいつも私の隣に座ってくれるんだけど、それは私が隣の席を空けてたからかなって思ってた。
きっとオッパの方が先に来てたら友達と同じ席に座るんだろって。
だけど今日は授業が始まる3分前に教室についてギリギリだったのに、ミンギュオッパはいつも私たちが座る席に座ってて…その隣はカバンで確保してくれてる。
イヤホンしてて気付いてないオッパに声をかけるとイヤホンを外しながらおはようって微笑んだ。
MG「見て！席取っといた！」
『ありがとうございます！』
本当に私のために取ってくれてたなんて…オッパの友達は違う席で楽しそうに話してるのに。
もっと好きになっちゃう。
MG「それでね〜」
退けたトートバッグに手を突っ込んで私の方をニコニコ見るオッパ。
突っ込んだ手はカバンの中でモゾモゾと動いてる。
MG「じゃんっはいどうぞー」
カバンから出てきたのは２つのいちごミルク。
MG「買ってきたの、あげる！」
やることが可愛すぎてもう撃沈なんだけど。
しかもいちごミルクって…
『めちゃくちゃ嬉しいです…』
MG「レモンシャーベットもあったんだけど、溶けるからこれ。」
好きだった？って、また可愛い笑顔を輝かせる。
『大好きです』
なによりもオッパのことが。
MG「ほんと〜？じゃあまた買ってくるよ」
そんなことに気付いてるのか気付いてないのか、また私の頭優しく撫でた。
わかっててやっててもずるいけど、わからずやっててもずるい…
MG「なにその顔〜」
『どんな顔してます？』
MG「なんか不服そう…」
『まぁそうですね』
MG「え〜なんで？やっぱ嫌いだった？無理して飲まなくていいよ？」
私の手からいちごミルクを奪うオッパ。
『あっだめ』
MG「じゃあ何でそんな顔してるの〜」
『オッパが…』
私に全然気付いてくれないからって言いかけた言葉は、教授が入ってきたことによって消えていった。
MG「なに？オッパがなに？」
『なんでもないです、ほらほら先生来ました』
MG「え〜また？も〜ほんと気になるんだけど…笑」
授業の終わりが近づいた時。
今まで1ヶ月ちょっと噂ほどの課題の量じゃないねって、余裕こいてた私たち含むこの授業を受けてる全員。
だけど、今日の課題の量は比にならないくらいやばかった…
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ムミョン(プロフ) - 。。さん» 罪な男ですよね、、(お前が書いたんだろ)わああ嬉しいです😭💞とっても励みになります！！ありがとうございます✊🏻🎶 (2022年10月20日 1時) (
レス) id: b2ce7fee07 (このIDを非表示/違反報告)
。。 - ぐわっ！！可愛い後輩でいてねなんてなんと残酷な、、😭いつもキュンキュンしながら切なくて心臓潰されそうになりながら読んでます！これからも更新頑張ってください！ (2022年10月18日 23時) (レス) @page49 id: cb30a8db44 (このIDを非表示/違反報告)
ムミョン(プロフ) - ちびとらさん» 天然垂らしなんですよね、、今はしばらく辛いんですけど幸せになれる結末にしますので、、😭引っ込んでな😂ありがとうございます！すごく頑張れます！😭💞 (2022年10月10日 4時) (レス) id: b2ce7fee07 (このIDを非表示/違反報告)
ちびとら(プロフ) - 鈍感思わせぶりミンギュめ、、主人公の気持ち考えると泣けてきます😭ドアちゃん、しばらく引っ込んでな、、めっちゃ楽しみにしてます！！更新頑張ってください！ (2022年10月8日 1時) (レス) id: 253fb62eff (このIDを非表示/違反報告)
ムミョン(プロフ) - ぴょんさん» 嬉しいです！私もそう思いながら書いております…😂！コメントありがとうございます！ (2022年9月21日 20時) (レス) id: b2ce7fee07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムミョン
| 作成日時：2022年8月8日 23時
