鈍感 ページ35
MG「どうぞー」
オッパの部屋へ入るとそれはもう綺麗に整理整頓されてて…いい匂いまでする。
買って来たお酒やおつまみたちをみんなでテーブルに並べてると、ミンギュオッパにキッチンから呼ばれてキッチンへ入った。
調理補助して、って。一緒にラーメン作ってるとミンギュオッパが、みんなの方に背を向けて聞こえないように小さな声で話し出す。
MG「正直…Aちゃんドギョムのことどう思ってるの?笑」
『優しい先輩』
オッパにそれを聞かれてしまうのは、少しいやすごく複雑だし答えたくもないけど。
私が好きな人はミンギュオッパで、オッパがアリンさんのことどれだけ好きでも変わらないのに。
もう好きになる前には戻れないのに。
MG「それが変わることないの?」
『…無いと思います』
MG「えぇ〜…お似合いだと思うのに」
私とドギョムオッパが付き合ったら、ミンギュオッパは自分のことのように喜ぶんだろう。
その姿が安易に想像できてしまう。
MG「でもドギョムの気持ちは気付いてるでしょ?」
もうこの話終わりたい、オッパとはこの話したく無い。その態度をなんとか出さないように隠して適当にはぐらかしてたのに…こんなこと聞いてくるから。
『オッパは気付かないくせに…』
MG「え?」
『オッパって本当に鈍感ですね』
MG「え、どういうこと?」
そういうところだよ、今この空間にもオッパのことが好きな人は2人もいるのにそれに気付いてないじゃん。
『わからないならいいです』
MG「ええ!教えてよ笑」
ミンギュオッパのこと見上げるとお願いって言わんばかりの顔をしてる。
オッパは言わなきゃ気付かないよね。
でも言って避けられたりしたら?
そんなことする人じゃないか。
ただ今までみたいに接してくれなくなるかも。思わせぶりをさせないように距離を取られるのもそれはそれで悲しい…この気持ちに気付いてないからこそのこの距離感なのかもとも思うし。
やっぱり言えないや。
MG「ねえ」
『ほらほら、手動かしてください!』
MG「えー」
完成したラーメンを持って行くとさっきお酒飲んでなかったドアちゃんがみんなと一緒になって飲んでた。
飲んで大丈夫かなって思ってたのも束の間、1時間もすれば結構酔ってる感じだった。
そしてたまたま隣にミンギュオッパが座ってるのも運が悪かった。
ドアちゃんとオッパの距離が近くなるたびにこっちがハラハラする。
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ムミョン(プロフ) - 。。さん» 罪な男ですよね、、(お前が書いたんだろ)わああ嬉しいです😭💞とっても励みになります!!ありがとうございます✊🏻🎶 (2022年10月20日 1時) (レス) id: b2ce7fee07 (このIDを非表示/違反報告)
。。 - ぐわっ!!可愛い後輩でいてねなんてなんと残酷な、、😭いつもキュンキュンしながら切なくて心臓潰されそうになりながら読んでます!これからも更新頑張ってください! (2022年10月18日 23時) (レス) @page49 id: cb30a8db44 (このIDを非表示/違反報告)
ムミョン(プロフ) - ちびとらさん» 天然垂らしなんですよね、、今はしばらく辛いんですけど幸せになれる結末にしますので、、😭引っ込んでな😂ありがとうございます!すごく頑張れます!😭💞 (2022年10月10日 4時) (レス) id: b2ce7fee07 (このIDを非表示/違反報告)
ちびとら(プロフ) - 鈍感思わせぶりミンギュめ、、主人公の気持ち考えると泣けてきます😭ドアちゃん、しばらく引っ込んでな、、めっちゃ楽しみにしてます!!更新頑張ってください! (2022年10月8日 1時) (レス) id: 253fb62eff (このIDを非表示/違反報告)
ムミョン(プロフ) - ぴょんさん» 嬉しいです!私もそう思いながら書いております…😂!コメントありがとうございます! (2022年9月21日 20時) (レス) id: b2ce7fee07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ムミョン | 作成日時:2022年8月8日 23時