痛い話 ページ20
潤一郎side
Aちゃんが 硝子玉になっていたことから 凄い異能力者だとは思っていたけど ここまでだとは思ってなかったな でも この壁 あまり頑丈じゃない気がする 大丈夫かな
「Aちゃん 此方は大丈夫そうだ それより この壁 あまり頑丈じゃないようにも見えるけど」
と、問うと
A「嗚呼 その事ですが これは飛んでくる銃弾を避ける 最低限の防壁に過ぎません ですからもう少ししたら」
グサッ グサッ..グサグサ..グサッ!
「Aちゃん?」
Aちゃんが倒れた? ど、どうしたんだ 何で倒れて...?
敦「Aさん! 谷崎さんAさんが!」
ナオミ「Aさん! 大丈夫で...」
ガクッ
ナオミが倒れた ナオミが..倒れた?
「ナオミ!」
音をなく ナオミはやられた Aさんもやられた
「許さない」
僕はナオミを抱えた 敦くんにはAさんを抱かした
「異能力 細雪」
途端に周りに 雪が降り始める これは僕のスクリーン これで僕たちのことはあいつらには見えない 誰がやったかもわからず ただ闘志を燃やす僕はきっと駄目な人間だ でも二人を救えるなら 僕は 駄目な人間でもいいんだ!
だれだ 誰がナオミとAちゃんをやったんだ 顔をあげた先には 芥川がいた 芥川龍之介 大きく息を吸った 僕はあいつを殺す
スッと 崩れかけの壁が消えたのを 彼は築かなかった
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作者名:ノワール | 作成日時:2018年3月26日 23時