Thirty ページ32
夕食になり、私が1人で食べていると隣に誰かが座り、話しかけてきた。
ドラコ「君、スネイプ教授に目を付けられていたな。
僕はドラコ・マルフォイ。この2人はクラッブとゴイルだ。君は？」
A「私はA・Aよ。よろしくね。」
そう言うと、ドラコは話し続けた。
ドラコ「A、君は純血か？A家という名は聞かないが。」
A「分からないの。生まれてすぐに両親が亡くなったから。
私は他の夫婦に育てて貰ったの。」
ドラコ「そうなのか。でもスリザリンに入ったんだ、穢れた血な訳がない。
出生の事はあまり気にするな。悪かったな。」
A「ありがとう。」
表面では落ち着いていたが、内心は緊張と驚きが入り混じっていた。
出生のことは事前にダンブルドアと口裏合わせをしていたのでボロが出ないかヒヤヒヤしていたが、疑われる事もなかったので安心した。
驚いたのはドラコの性格だ。
「穢れた血」というあたり、純血主義が色濃く出ているが、出生を気にするなというとは思っていなかった。
悪かったとも言われたので、両親が死んでいる事を知って気を遣わせてしまったのだろうか。
ドラコは思っていたよりもスリザリンの人には性悪にならないようだ。
やはり気を遣ってくれたのだろう、ドラコは話を替えた。
ドラコ「そういえば、魔法薬学が得意なようだね。もしかしてやったことがあるのか？」
A「育ててくれた両親が薬問屋を経営していて、簡単な調合は私がしていたからね。
お陰で家で調合したものが授業に出たら、追加課題をする羽目になっちゃった。」
ドラコ「そうだったのか。やはり手慣れていると思っていた。
追加課題は、、、大変だな。まあ何かあったら聞くといい。よろしくな。」
手を差し出されたので私は手を握り返し、笑顔でよろしくと言った。
部屋に戻ると、ジジが出迎えてくれた。
最近あまり構ってあげられなかったからか、どこへ行くにも付いてきて足元から離れない。
仕方ないので明日までの課題だけさっさと終わらせて、ジジと遊んだ。
私の方が先に疲れたのでベッドに入ると、ジジもベッドに乗り、私の足元で丸くなって寝てしまった。
可愛いなあ、なんて眺めているとだんだん眠くなってきたので私も眠りについた。
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アル(プロフ) - 更新は自分のペースでしてください。続きを楽しみに待っております！ (2021年9月8日 9時) (
レス) id: 9d6aaa69fb (このIDを非表示/違反報告)
アディル(プロフ) - お久しぶりです！更新遅くなってすみません、、、。ゆっくりと更新続けていきますので、お暇な方は読んでみてください！ (2021年6月4日 20時) (レス) id: f254f8e9d9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 早く、続きを、読みたい 。 (2020年12月1日 17時) (レス) id: f9666272d1 (このIDを非表示/違反報告)
くま - とても面白い作品です。これからも更新楽しみにしております。 (2020年7月4日 23時) (レス) id: c1f2e4e83a (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2020年7月4日 17時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アディル | 作成日時：2020年3月18日 23時
