Seventeen ページ19
エネラル夫妻はとても優しい人だった。
私に自分達の事は親だと思ってくれていい、と言ってくれて、我が子同然に育ててくれた。
2人が経営している店は薬草などの魔法薬の材料だけでなく魔法薬も販売しているらしく、
毎日とても忙しそうにしていて、私が手伝いをすると嬉しそうにお礼を言ってくれた。
私の世話は主に屋敷しもべ妖精のリンがしてくれた。
お母さんのミラ・エネラルさんは母と仲が良かったらしい。
ホグワーツの思い出を語る時に母の名前がよく出てくるので母の昔の姿を知れて嬉しかった。
また、薬草学に長けていて、自宅の薬草を育てているのは主にミラさんらしい。
お父さんのアロン・エネラルさんはスネイプ先生と寮の部屋が一緒だったらしく、スネイプ先生が店に来た後に思い出話を聞かせてくれた。
スネイプ先生と仲が良いだけあって魔法薬に長けており、私に調合を教えてくれたおかげで簡単な魔法薬なら調合できるようになった。魔法薬の調合を担当しているようだ。
また、スリザリン出身という事で闇の魔術にも詳しく、ミラさんがいない間にこっそり教えてくれた。防衛術も同時に教わったため、同学年の子たちよりは力がついている筈だ。
10年はあっという間に過ぎた。今日はホグワーツに入学する日だ。
ミラ「いよいよね、A！今の気持ちはどう？」
A「ちょっと緊張してる、大丈夫かなあ」
不安そうな顔をしているとお父さんが肩をバシッと叩いた。
アロン「Aなら大丈夫だ。すぐに友達も出来るさ！」
アロン「防衛術も出来るようになったし大丈夫だ。」
そう言って耳打ちをしてきた。
A「そうだね、ありがとう！お父さん、お母さん。行ってきます！」
列車に乗り笑顔でそう言って手を振ると2人は振り返してくれた。
ミラ「行ってらっしゃい、A！グリフィンドールになるよう祈っておくわね！」
アロン「いやいや、スリザリンも噂より悪くないぞ！頑張れよ、A！」
列車が出発し2人の姿はだんだん見えなくなっていった。
私は空いているコンパートメントを見つけそこに座った。
いよいよ原作が始まる。全てが終わるまで、
私はハリーの手助けをしていこう。
ただしA・ポッターだと見破られないように、
そしてなるべく目立たないように。
そう私は決意し、数日前にオリバンダーの店で買った杖を握りしめた。
すると私のいるコンパートメントのドアが開いた。
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アル(プロフ) - 更新は自分のペースでしてください。続きを楽しみに待っております！ (2021年9月8日 9時) (
レス) id: 9d6aaa69fb (このIDを非表示/違反報告)
アディル(プロフ) - お久しぶりです！更新遅くなってすみません、、、。ゆっくりと更新続けていきますので、お暇な方は読んでみてください！ (2021年6月4日 20時) (レス) id: f254f8e9d9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 早く、続きを、読みたい 。 (2020年12月1日 17時) (レス) id: f9666272d1 (このIDを非表示/違反報告)
くま - とても面白い作品です。これからも更新楽しみにしております。 (2020年7月4日 23時) (レス) id: c1f2e4e83a (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2020年7月4日 17時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アディル | 作成日時：2020年3月18日 23時
