Twenty-one ページ23
オリバンダーさんと杖を選ぶ。何本か試したが、なかなか合う杖は見つからない。
オリ「これならどうじゃ？桜と不死鳥の羽根、26センチ、良質で振りやすい。」
私が杖を振ると、杖から桜の花びらが飛び出し、部屋に舞った。
そのうちの何枚かが杖に貼り付き、気づいた時には杖の色が薄ピンク色になり、握ったらちょうど隠れる所に桜模様が彫られていた。
オリ「素晴らしい！しかし不思議じゃ、、、。」
A「何がですか？」
オリ「わしは自分の売った杖を全て覚えておる。桜の木を使った杖は何本かあるが、杖がそのように変わったのは初めてじゃ。そして、あなたの杖に入っている不死鳥の尾羽根を使った杖はあと2本ある。1人はさっき売ったばかりじゃ。そしてもう1人は『名前を言ってはいけないあの人』じゃ。運命とは不思議なものじゃ。杖は魔法使いを選ぶ。あなたも何か成し遂げるかもしれない。幸運を祈ります。」
オリバンダーの店から出た時には2人とも疲れていた。
スネ「少し休んで行くか。」
スネイプ教授はそう言って飲み物を渡してくれた。
A「ありがとうございます。」
スネ「やはり君はポッターと兄弟なんだな。同じ不死鳥の羽根か。」
A「そうですね。私も驚きました。それに例のあの人とも同じみたいですし。運命なんですかね。」
スネ「そうだな。何かあれば我輩のところへ来い。助けてやれるかもしれん。」
A「ありがとうございます、スネイプ教授。もし私がグリフィンドールでもですか？」
私が笑って言うとスネイプ教授は苦々しげな表情を浮かべた。
スネ「君にはスリザリンに来て欲しいが危険な面もある。グリフィンドールのほうが安全だろう。我輩が助けるのに寮は特に関係ない。A・ポッターを助けるという事だ。」
そう言ってスネイプ教授は立ち上がり、もう行くぞと私を促した。
家に帰ってから今日の事を振り返っていると、やはり原作や映画では描かれない部分は性格の面にも現れることがわかった。
今日のスネイプ教授は私が今まで見てきたスネイプ教授とは全然違う印象だった。
ホグワーツでのスネイプ教授が楽しみだと思いながら私は眠りについた。
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アル(プロフ) - 更新は自分のペースでしてください。続きを楽しみに待っております！ (2021年9月8日 9時) (
レス) id: 9d6aaa69fb (このIDを非表示/違反報告)
アディル(プロフ) - お久しぶりです！更新遅くなってすみません、、、。ゆっくりと更新続けていきますので、お暇な方は読んでみてください！ (2021年6月4日 20時) (レス) id: f254f8e9d9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 早く、続きを、読みたい 。 (2020年12月1日 17時) (レス) id: f9666272d1 (このIDを非表示/違反報告)
くま - とても面白い作品です。これからも更新楽しみにしております。 (2020年7月4日 23時) (レス) id: c1f2e4e83a (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2020年7月4日 17時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アディル | 作成日時：2020年3月18日 23時
