罪作りなキミ。【七つの大罪】

#1　lunch ページ1

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ボクは七つの大罪の一員、スカーレット・Aだ。
ボクは罪作りのシン。
罪作りのシンについては、いつか話すよ。

ボクたちは一仕事ついて、昼ご飯にしようというところだ。






「さてさてさーて！飯にすっかー！」
「だんちょーのまたまっじぃメシかよぉ…」





バンの言葉で団長はむすっと口を尖らせる。
子供っぽくて、超可愛い。




「失礼なやつだなー。今日はAの飯だぜー！」
「うっひょー！Aのメシかァ〜！」
「は、ちょ…また勝手に…！」





にしし、と可愛らしく笑われてしまえばもう反抗は出来ない。…というかしたくない。




「A様のご飯、とっても美味しいですよねっ」




そりゃあエリザベスに微笑まれちゃったら作るしかないよね。

　


「エリザベスが言うのなら作るねっ！」
「俺との扱いの差が…」





わざとらしい嘘泣きをしているのでボクはスルー。



さてと、今日は張り切っちゃいますか。









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「うっひょー！うんまそぉー！」
「えへへ、A(のご飯)大好きっ！」
「ボクもディアンヌ大好き！(勘違い)」
「わ、私も…！(Aと同じ勘違い)」




今日は張り切って、唐揚げや焼きそば等を作った。
ディアンヌとエリザベスは目をハートにして喜んでくれる。


他の奴等も凄く嬉しそうにしてくれている。





「さて、食おーかっ！」





ボクの言葉を合図に皆は料理に飛び付く。

ボクはそれを見て思わず微笑んでしまう。








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