安心してよ、嫌いだから

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『さて、彼方。言いたいことはわかるか』

Kn「ﾜｶﾗﾅｲﾃﾞｽ……」

いや、声震えてるしわかるだろ。
そして……

『なんで秀太はついてきたんだ』

秀太は教室からずっと俺も行くー‼内緒話はズルイ！などと言って付いてきていた。

Sy「え、っとねぇ〜。天気、いいね……
(*´-`)」

Lt「現実逃避したww」

いや、まじで秀太はなんでついて来たのさ……

『そんなことよりも彼方‼お前昨日のグループで言ったことと昨日直接話した時に言ってたこと違うじゃねーか‼』

Kn「ダッテ、学校の事話したいｼﾞｬﾝ……」

昼休みの間に私と来都が話して聞き出せた(強制)で彼方はボロボロとしゃべってくれた。

1.初期メンバーのグループはある(確定)
2.学校の話はそのグループではしないことになってる(確定)
3.有紗が私がいると辛いからこのグループで会話してる(？？？)
4.＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

え、いや2まではわかった。それでも3はなんだ。

??「あっ！見つけた！ここにいたのか！三人とも」

『え？』

Ar「3人で、なに話してるの？瑠奈はいないの？」

一番めんどそうな人が来てしまった。
いや、正直に言おうめんどい。

『有紗、学校きたんだね』

Ar「………おかげさまでw」

『聞いてたか？』

Ar「聞いてた聞いてた、彼方はなんでも喋るね」

Kn「ｺﾞﾒﾝ……」

『有紗は私のこと嫌い？』

Ar「同類なんだから好きだよ？当たり前でしょ！」

うーん、同類か。あながち間違ってはいないけど……

『そう』

こう答えるしかなかった。
他の答え方は俺には考えられなかった。

Ar「誰であろうと人に大好きな人を取られるのは屈辱的でしょ？」

『そうだね、好きな人を取られるのは屈辱だ。だから、私だけ入れないんだよね？』

4.来都にはグループ会話に入れる申請を送ろうと考えてた

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