安心してよ、嫌いだから

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A視点

Sy「おはよー‼」

『……』

Sy「え、なんで返事しねぇの⁈怖い‼」

朝からうるせぇなぁ。
昨日のグループ会話でのモカ、いや彼方が酷すぎて頭痛いのに……

Lt「そんなことより、A今日は彼方見かけた？」

『ん？バスで寝てたから起こさずそのままにしてきた』

Sy「ってことは彼方はあとちょっとで来るな！」

『いや、勘だけどあいつ終点まで行くんじゃないかな？』

Lt「流石にそれはないでしょw」

結局、彼方は終点まで行って戻ってきました。
今日は移動教室が多くて人と話すことがあまりできなかったので昼休みまでカット！

Lt「Aー！一緒に屋上で食べない？」

『別にいいけどなんで？』

Lt「見事、仇敵を引っ捕らえることに成功したのでここはかの有名なAの姉貴にでも連行しようかと」

後ろには弁当を片手に持って嫌そうな顔をしている彼方がいた。
片方の手をがっしりと掴まれていて逃げることはできなさそうだった。

『でかしたぞ、来都。そう言うことなら問題ない。拷問しようではないか』

私と来都は不敵な笑いをしながら屋上に向かう。
勿論、彼方も引きず((連れてきている。

??「Aと来都、それに彼方？なにしてるんだろ」

一番見られてはいけない人物に見られたのにも気づかずに。

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