アイドルを目指す少女はYSP能力者3【妖怪学園】 (ページ10)

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九尾「園等先生…?」

ちょうどその頃、木の下のベンチで

タピオカドリンクを飲みながら読書をしている

園等先生が居た。

九尾「もしや…麗しき桃の果実とは…
園等先生の…!」

九尾の視線の先には、園等先生の胸が…。

九尾「我が学園生活に一片の悔いなし!!」

そう言って九尾はソレに突っ込んだ。

九尾「これが園等先生の桃の感触っ…!」

だが…。

.

.

.

キンヤ「ん?尻に何か挟まったか?」

九尾「えぇぇぇぇっ!?
学園長の桃尻ぃぃぃぃっ!?」

九尾が突っ込んだのは園等先生の胸ではなく、

学園長のお尻だった…。

九尾は何とか抜け出そうとするが、

なかなか抜け出せず…。

キンヤ「波動砲発射っ!!」

学園長のおならで砂場まで吹き飛ばされる。

ショックで気絶する九尾の鼻の中に、

先程の占いの紙が…。

フブキ「桃のような学園長のお尻に
ドビューンと飛んでいって…」

コマ「おならが起こした風を顔面で受けて
チーン…」

マタロウ「本当に占い通りになっちゃったね…」

ジンペイ「あ、最後の鼻栓は何だったんだ?」

コマ「Yペディアには、
【占いの紙には最後に“花が咲く”】
って書いてあるよ。それに可愛い花で
女の子には人気だって」

自身のスマホで調べながら説明するコマ。

フブキ「花なんて咲いてないけど…」

コマ「そっか。花が咲くんじゃなくて、
鼻にサクッとなってるんだ…」

マタロウ「何それ…。
何で占いの締め方が変わっちゃってるの…?」

A「どうかしましたか……?」

予約を終えたAがお店から出て来た。

コマ「あ、Aさん! 少し遅かったね?」

A「あ……すみません……。
茶李井さんと少し話し込んでしまいまして……」