アイドルを目指す少女はYSP能力者3【妖怪学園】 (ページ5)

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ーその後、A達も合流した。

ジンペイ「どんな占いが入ってるんだろうな?
フォーチュンビターブラック!」

コマ「Yペディアによると、百発百中らしいよ?」

スマホで調べながら説明するコマ。

フブキ「百発百中!?」

マタロウ「流石Y学園の七不思議!」

そう言って眼鏡を光らせるマタロウ。

フブキ「それにしても全然動かないわね…この列」

A「……」

ジンペイ達が話している中、

Aは上の空になっていた…。

フブキ「A、大丈夫…?」

見かねたフブキはAに声を掛ける。

A「あ、フブキさん……。
……ポルカの事が心配で……」

フブキ「Aはポルカの事が大切なのよね?」

A「もちろん大切です!
ポルカには、このY学園に来る前から
ずっと支えてもらっていましたから……。
例えモモ君のように私を乗せられなくても……」

フブキ「だったら、その思いは必ず
ポルカに伝わるわ! 今思っている事を素直に
ポルカに伝えればいいのよ!」

A「フブキさん……」

フブキ「大丈夫、Aなら出来るわ!」

コマ「あ、少し動いた!」

フブキがAの相談に乗っていると、

前の列が進み始めた。

マタロウ「意外に早く買えちゃうんじゃない?」

ジンペイ「そうそう!」

フブキ「行こうA! あ、ポルカにも
フォーチュンビターブラック買ってあげたら?
きっと喜んでくれるわよ! 」

A「はっ……はいっ……!」

フブキに腕を引かれてAも前へ進む。

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ジンペイ「よーし、もうすぐ
チョコレートファクトリーだ!」

マタロウ「はぁ…やっとだね…」

だが前に居た女子生徒は、

何故か右を曲がってしまう。

A「えっ……何故こちらに……?」

コマ「この列、学園に戻ってる…?」