アイドルを目指す少女はYSP能力者3【妖怪学園】 (ページ22)

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ジンペイ「いっけね!」

A「ジンペイさんっ……!」

ジンペイは靴を探しに行き、

A達も追い掛ける。

ジンペイ「何処だ～?俺の靴～」

そして見つける。

ジンペイ「あったあった!」

コマ「随分遠くまで飛ばしたね…」

A「確かに……」

マタロウ「っていうか…ここ何処…?」

辺りをキョロキョロ見渡すA達。

コマ「ひょっとして迷っちゃったのかも…」

マタロウ「暗くなる前に宿舎に戻らないと…」

A「何だか怖いですね……。
あ、あの方に聞いてみましょう……!」

マタロウはその人物に駆け寄った。

マタロウ「僕が行ってくるよ。
すいませーん!生徒宿舎って…どっちに行けば…」

「ぐわぁぁぁっ!!」

マタロウ「ゾ…ゾンビィーーーッ!?」

マタロウが話し掛けたのは、

人ではなくゾンビだった。

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マタロウは必死に逃げる。

だが木の下まで来て追い詰められてしまう。

マタロウの周りには沢山のゾンビ達が…。

マタロウ「助けてーーーっ!!」

マタロウが叫ぶと…。

.

.

?「任せろ!」

マタロウ「えっ…?」

突然現れた体格の良い男がランチャーを構え、

ゾンビ達に放った。

森に起きた大きな爆発で地面が揺れ、

その衝撃でゾンビ達の髪の毛が次々と抜けていった。

マタロウ「何これ!? ゾンビと陸軍との戦い!?
伝説のゾンビ映画【ゾンゾンゾンビ】みたいな事が
起こってるーー!!」

?「はーいカットー!!」

すると突然ゾンビ達が普通に起き上がり、

落ちたカツラを拾ってどこかへ行った。

歩き方も普通だった。

マタロウ「えっ…?何?何で…?」

マタロウは驚いている。

A達も後ろからやってきた。

?「ゾンゾンゾンビを知ってるとは、
なかなか詳しいじゃないかー!」

その人物はマタロウに近付く。

マタロウ「えへへっ、それ程でも～。
…って誰?」

?「俺はY学園映画部の監督の、留科巣ジョージだ」