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キンヤ「エマ〜!来たのか〜!」





学園長室に入ってきたのは、

娘の大王路エマだった。







学園長はデレデレしながらエマに近寄る。






エマ「だって、やっぱり自分で
ちゃんとお願いしないといけないかなって」





キンヤ「なんとできた子じゃ!」





そう言って学園長は大量の涙を流す。







フブキ「学園長…相変わらず娘への愛が重い…」





A「……?」





マタロウ、コマ、フブキが呆れる中、

Aは首を傾げていた。




エマ「あっ!」






するとエマは、笑顔でAに近付く。






エマ「貴方が噂の美月Aさんですね?
初めまして!大王路エマです!」





A「あっ……はいっ……初めまして……。
美月……Aですっ……。
よよよっ……よろしくお願いしますっ……」
《あの時マタロウさん達と一緒に居た人……。
エマさんだったんだ……》






2人は握手を交わす。







A「そのっ……私が噂になってるって……」






エマ「はい…! アイドルを目指している可愛い子と
噂になっています…!
私も是非Aさんの歌とダンスを見たくて…」




A「わわわ……私なんか可愛くないです……///
エマさんの方がずっと可愛らしいです……///」





エマ「いえ、私はそんな…///」






ジンペイ「で?その【フォーチュンビターブラック】
って何なんだ?」





エマ「っ…! 学園七不思議の1つ、
【未来を予知するチョコレート】です…///」





ジンペイに声を掛けられて頬を染めるエマ。






マタロウ「学園七不思議!?」




ジンペイ「へぇー」




エマ「学園内にある
【茶李井のチョコレートファクトリー】という
お店のお菓子なんですが、
中に占いが入っていて、その占いがよく当たると
女性との間で大流行しているんです」








A「そうだったんですか……」






エマ「私も買いに行きたいんですが、
最近学級委員の活動が忙しくて…。
それに、ジンペイさんと話せる
チャンスかなって思って…///」





頬を染めながら話すエマ。





フブキ「えぇーっ!?
その顔、やっぱり…ジンペイ君の事…!」





エマ「あぁぁぁぁっ///」






エマは慌ててフブキを隅っこに連れていく。






エマ「は……恥ずかしいのでっ……///」






A《そっか……エマさんは
ジンペイさんが好きなんだ……。
あんな風に照れてるエマさん……可愛い♪》

(3)→←大行列!茶李井のチョコレート工場(1)


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設定タグ:妖怪学園 , 愛され , アニメ沿い   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/  
作成日時:2021年1月21日 1時

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