アイドルを目指す少女はYSP能力者8 【妖怪学園】 (ページ2)

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初恋は心がここにない感じ (1) ページ2

〜1年A組教室〜

マタロウ《最近…コマ君の様子がおかしい…。
何だかいつもボーッとしている…》

臼見沢先生の授業中、コマはボーッとしており

マタロウは心配していた…。

コマ「はぁ…」
《Aさん…》

どうやらコマはAの事を考えているようだった。

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その後、ジンペイとコマとマタロウは

食堂で昼食を取っていた…。

「はいはい! 人気の【ふわトロもっちりプリン】、
最後の1個だよ〜!」

ジンペイ「なにぃ!?」

ジンペイはカレーを頬張りながら

食堂のおばちゃんの元に駆け寄り…。

ジンペイ「おばちゃん、俺にちょうだい!」

ジンペイの他にも多くの男子生徒が

おばちゃんの元に集まった。

マタロウ「皆早っ!」

コマ「…」

そんな中、コマは相変わらずボーッとしており

何故かフッと笑っていた…。

マタロウ《ラス1のプリンをスルーしちゃうし…》

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ジンペイ「さ〜て、今日は部室で
何すっかな〜」

コマ「ごめん、僕今日図書館に寄って帰るから」

マタロウ「また図書館?」

ジンペイ「最近毎日行ってるよな? 何で?」

コマ「う〜ん…ちょっとね?」

コマは何故か少し嬉しそうに

そのまま去っていった。

ジンペイ「…?」

マタロウ《何というか…トータル凄く……
変だ!》

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〜図書館〜

ジンペイ「絶対何か隠してるよな〜」

コマの様子が気になったジンペイとマタロウは、

そのまま図書館へついて来ていた。

ジンペイ「あ、居た!」

ジンペイはコマを見つけた。

そこには可愛らしい女子生徒も隣に居た。

マタロウ「隣に女子が居る!」

ジンペイ「何!? コマ君が女子と!?」

マタロウ「しかも可愛い…」

ジンペイとマタロウが興奮していると…。

「クフン!」

ジンペイ/マタロウ『…?』

眼鏡を掛けた図書委員らしき女子生徒が

怒った表情で窓に指差す。

そこには【私語厳禁図書委員会】と

書かれてあった貼り紙が…。

ジンペイ/マタロウ『あ…はい…』