アイドルを目指す少女はYSP能力者5 【妖怪学園】 (ページ5)

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?「び…びっくりしたの…」

白い羽根が生えていて長い耳を持った

薄い青色の体のうさぎのような怨霊は、

海辺の付近まで逃げてきた。

?「姉さんに会いたいの…。
___ちゃんにも…」

太陽の光に反射して、その怨霊が首元に着けている

ト音記号のペンダントが光り輝く…。

?「～♪」

そして海辺を見つめながら歌い出す。

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ポルカ「…! この声…」

その近くをふわふわと飛んでいたポルカは、

その歌声がする方へ飛んでいき…。

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ポルカ「アルトッ!!」

そしてポルカは遂にアルトを見つけ出したのだった。

アルト「…?! 姉さん…?」

ポルカに呼ばれ、振り返るアルト。

ポルカ「アルトーーッ!!」

アルト「姉さーーーんっ!!」

お互いに飛んでいき、抱き合うポルカとアルト。

ポルカ「貴方…無事だったのねっ…」

アルト「姉さんも無事で良かったのっ…」

無事に再会を果たしたポルカとアルトは、

互いに涙を流す。

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A「あれ……ポルカ……?」

ちょうど近くを歩いていたAも、

ポルカ達を見つけ…。

A「あの子が……アルトくん……?」

驚かさないようにゆっくりと近付いていき、

少し離れたところでポルカ達を見守るA。

ポルカ「アルト…あの子は
一緒じゃありませんの…?」

アルト「…残念だけど___ちゃんは一緒じゃないの。
きっと別の場所へ飛ばされてしまったの…」

ポルカ「そう…やっぱり…」

A《妹さんの事を話してるのかな……?
……アルトくんの声が上手く聞き取れない……。
それに、妹さんの名前も……》

Aは更にポルカ達に近付こうとする。

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ラント「おい、見つかったか?」