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清田「学園長!」
キンヤ「ん?」
学園長室の中へ入ろうとする学園長に
声を掛ける清田。
清田「少しよろしいですか?」
キンヤ「君は確か巨大ロボ研究クラブの…」
清田「お願いします! 俺に、ガッコウガーYを
操縦させて下さい!」
キンヤ「しーっ!
大きい声でその名前を言わないでくれ!
それに、操縦士は既に決まっている」
清田「わかってます!
でも、ガッコウガーYを愛する気持ちは
誰にも負けません!!」
キンヤ「ガッコウガーYの操縦士には、
【適正】が必要だ」
清田「適正…?」
キンヤ「世の中には、愛の強さだけでは
叶わない事もある…すまない…」
学園長は申し訳なさそうにそう言うと、
学園長室の中へ入ってしまう。
清田「あ…学園長っ!
…適正って、なんだよっ…」
?「テツ?」
突然清田を呼ぶ声が。
清田「父ちゃん!?」
その声の主は、清田テツの父親だった。
清田「何で此処に?」
清田父「うちの会社、【ソーラーシステムエリア】の
工事を請け負ってるからな」
清田「ああ、またいつものチマチマした仕事か…」
清田父「お前…そんな言い方…」
清田「俺は父ちゃんとは違う!
俺は、本当のスーパーロボット乗りになるんだ!!」
清田父「テツ!」
清田はそのまま走り去っていった。
清田父「…」
_____________________
清田父「ソーラーシステムエリアですが、
明日の朝までには完成予定です」
キンヤ「ご苦労様です。これで学園の電気代も
節約出来ます」
_____________________
清田「ガッコウガーYの操縦士は、俺じゃなきゃ…」
夕方になり、商業エリア内をとぼとぼと歩く清田。
【試験運転は、校舎に誰も居ない夜明け前…
明日の朝5時に決行する】
そんな中、盗み聞きした学園長の言葉を思い出す。
徳田「ガッコウガーYか地盤沈下事件について
何か知りませんか?」
ちょうどその頃、Yタイムズの編集長の徳田が
生徒達に聞き込みをしていた。
「悪いけど、知らないなぁ…」
清田「夜明け前…朝5時…ガッコウガー試験運転…」
その徳田の前を横切る清田。
徳田「あの子…確か…」
そんな清田の後ろ姿を徳田は見つめていた…。
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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作者名:∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/
作成日時:2021年3月31日 20時