アイドルを目指す少女はYSP能力者5 【妖怪学園】 (ページ16)

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ーその頃…。

メラ「暇だな…」

屋上のベンチに座っていたメラは、

パンを食べていた…。

その横には獅子黒の姿も…。

ジンペイ「メラーーー!」

そこにやってきたジンペイ達。

ジンペイ「お前に聞きたい事があるんだけど」

メラ「何すか?」

メラが立ち上がると、いつの間にかついて来ていた

徳田が近付く。

徳田「Yタイムズ編集部の徳田ネナです。
先日のトラッ…ジンペイ「お前に彼女が
居るんじゃないか事件だ!」… !?」

ジンペイに話を遮られ、驚く徳田。

A《それ……本人に言っちゃうんだ……》

メラ「はぁっ?下らねぇ。何だよそれ…」

マタロウ「メラ先輩、貴方は2日前…
タピオカドリンク店の前に並んでいましたね?」

するとメラは、マタロウの言葉に動揺して…。

メラ「タッ…タタタ…タピオカなんてっ…
そんなもん、女子の飲み物じゃねぇか!?
男は黙って…牛乳よ!」

そう言って持っていた瓶の牛乳を飲むメラ。

マタロウ「でもこの写真、メラ先輩ですよね?」

マタロウは先程の写真をメラに突き付けるが、

メラは牛乳を吹き出してしまい、

マタロウの顔に掛かってしまう。

A「あ……マタロウさん……」

見かねたAは、ポケットティッシュで

マタロウの顔を吹いてあげた。

フブキ「メラ先輩、ズバり聞きます。
彼女と一緒にタピオカドリンクを飲みましたね?」

そう言ってフブキはメラに顔を近付ける。

メラ「はっ…しっ、知らねぇっ///
まっ…マジで、彼女なんて、いねえからっ!///」

フブキにしつこく迫られ、

メラは必死に離れようとした際、

持っていた牛乳がフブキの頭にも掛かってしまう。

A「あぁ……フブキさんにも……」

Aはフブキの頭も吹いてあげた。

徳田「あの…貴方がタピオカドリンク店に
並んでいた時、すぐ近くでトラックの
横転事故がありましたよね?」

メラ「えっ…?」

獅子黒「…」

徳田「誰か怪しい人を目撃しませんでしたか?」

メラ「…しっ…知らねぇな。
その事故と俺は無関係だ。
…行くぞ。獅子黒」

メラはそのまま屋上から出ていった。

徳田「えっ…? 獅子黒って…?」