アイドルを目指す少女はYSP能力者5 【妖怪学園】 (ページ2)

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ー次の日…。

A「……」

Aはポルカと共に

再びYサークルの前へ訪れていた…。

A「ジンペイさんとコマさんとマタロウさんは
アカテントラズ収容所に連れていかれちゃったし、
フブキさんもまた国家機密のプロジェクトに呼ばれて
忙しそうだったから……。
私達で探すしかないね!」

ポルカ「A…本当にわたくしと一緒に
弟を探してくれるんですの?」

A「うん、もちろんだよ!
ポルカ達の身に何があったのかは知らないけど、
私だってポルカの力になりたいの!」

ポルカ「Aっ…ありがとうっ…」

ポルカは思わず涙ぐむ。

A「ふふっ、ポルカったら。
泣くのは弟くんと再会してからだよ?
あ、でも妹さんとも再会してからの方が……」

ポルカ「妹にもいつかまた会えるって
わたくしは信じていますわ。
でも、昨日聞こえたのは弟の声だけ。
妹は…きっと何処か別の場所に…」

A「そっか……その弟くんの事、
もう少し詳しく教えてくれないかな……?」

ポルカ「えっと…弟の名は…
ラント「やはり来ていたか」っ…ラントさん?!」

A「会長……!」

そこにやってきたラント。

A「な……何故会長がこちらに……」

ラント「ポルカの弟を探すのに君達は
必ず此処に訪れると思ったからな」

ポルカ《勘が鋭いですわね…生徒会長…》

ラント「…私も弟探しに協力しよう」

A「な……何故そこまで……。
っていうか、生徒会業務はいいんですか……?」

ラント「今日1日参歩達に任せてある。
私の部下達は優秀だからな。心配はしていない」

A「そう……ですか……」
《確かに生徒会の方々は会長も含めて
皆頭良さそうだもんね……。
だから生徒会に入れたんだろうな……。
それに引き換え……私は運動とかは得意だけど、
勉強はあまり得意じゃないから……》

ポルカ「あの…話を続けてもよろしいかしら?」