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ハルカ「ん…?」
A(小学生)「私、あの子を助けられると思う!」
ハルカ「どうやって…? まさか本当に木に登るつもりなんじゃ…」
A(小学生)「ううん、違うよ。
ちょっと見ててね?」
Aがそう言い、高くジャンプすると…。
ハルカ「…えっ!?」
Aの体は宙に浮き、そのまま子猫が居る方へ飛んでいく。
そしてAは子猫を抱っこすると、
そのままふわふわと地面に着地したのだった。
ハルカ「…!」
それを見ていたハルカは、当然驚いている。
A(小学生)「良かった…助けられて…」
ハルカ「なっ…何今の!? 凄いよAちゃん!
どうやってやったの!?」
A(小学生)「これは妖力だよ。
私ね、何でかわからないけど妖力が使えるみたいなの」
ハルカ「へぇ…そうだったんだね?」
A(小学生)「うん、でも皆には秘密だよ?」
ハルカ「えぇっ? 何で?」
A(小学生)「だって恥ずかしいし…」
ハルカ「全然恥ずかしくないよ!
Aちゃんのおかげで子猫は助かったんだし!
それに今のAちゃん、すっごくかっこよかった!」
A(小学生)「ハルカちゃん…!」
_____________________
ソプラ「そう…子猫を助ける為に妖力を…」
A「うん、ハルカちゃんにも褒めてもらえて
私は凄く嬉しかった。普通なら
変な目で見られてもおかしくなかったのにね」
アルト「確かに、普通の人間ならびっくりしちゃうと思うの…」
A「子猫を助けた事自体は全く後悔してない。
……だけど……その次の日に……」
_____________________
「妖力なんて本当に使えんの?」
ハルカ「うん、出来るよ! ね? Aちゃん!」
A(小学生)「ハルカちゃん…」
《秘密だって言ったのに…》
いつの間にかAの妖力が使える事を
他のクラスメイトにも話していたハルカ。
それを見せようとハルカは教室に何人か集めて
Aの前に居る。
ハルカ「昨日みたいにまた浮いてみてよ!
ふわふわとさ!」
A(小学生)「そんなっ…出来ないよっ…」
ハルカ「何で何で? 昨日は出来てたじゃん!
高くジャンプして浮いて、木の上に居た子猫を抱っこして…」
A(小学生)「出来ないっ…」
ハルカ「お願いAちゃん! 何なら他の事でもいいからさ?」
A(小学生)「っ…だから出来ないってばっ!!」
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あずさ - あ、アニメでこんな話あったな！じゃなくて、こんな事あったな！です (2022年7月13日 22時) (
レス) id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ - 作品を1から読みました。アイドルを目指して頑張る夢ちゃん。1話1話アニメでこんな話あったな！と当時を思い出しながら楽しく読んでいきました。とても読みやすい文章です！。(文章おかしくてすいません)これからも更新応援しています！ (2022年7月13日 22時) (レス) @page5 id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/
作成日時：2022年7月12日 2時
