(6) ページ36
A「此処だよ」
次の目的まで辿り着いたA達。
アルト「此処は…小学校…?」
A「うん、私が通ってた小学校だよ」
辿り着いた先は、Aが6年間通い続けた小学校だった。
A「……ママと約束してからは、私はずっと
怨霊が見える事や妖力がある事は
誰にも言わずに過ごしていた。
また、濡れ衣着せられるのは嫌だったから……」
ポルカ「まあ、そりゃそうでしょうね…」
A「うん、だから今までずっと秘密にしてきた。
……小2になるまでは……」
ソプラ「…どういう事…?」
A「……その頃私は、ハルカちゃんっていう
親友並に仲良くしていた女の子が居たの……」
ポルカ「あら、そうだったんですの?」
A「うん、優しくていつも元気いっぱいで
私はハルカちゃんが大好きだった……。
……でも……」
_____________________
ー小学2年生だった頃、Aは放課後に
ハルカという少女と一緒に森の中を探検していた。
ハルカ「あ、ねぇAちゃん!」
A(小学生)「ん…?」
ハルカ「あんなところに子猫が居るよ!」
A(小学生)「…あ…本当だ…」
子猫「みゃ〜…」
その途中で、木の上に登って
降りられなくなっている子猫の姿を見つけた。
A(小学生)「可哀想に…まだ子猫だし、
自分で降りられなくなっちゃったんだね…」
ハルカ「うん…何とか助けてあげたいね…」
A(小学生)「そうだね…でも、どうやって…。
私が木に登ってもいいけど…」
ハルカ「そ、それはやめなよ…。
いくら運動神経の良いAちゃんでも、
あんな高い木に登ったりしたら
流石に怪我しちゃうよ…。
ここは誰か大人の人呼んできて、
はしごでも借りてきた方が…」
A(小学生)「そ、そうだけど…」
ハルカ「う〜ん…何かいい方法は…」
ハルカは考え込む。
A(小学生)《どうしよう…。
妖力さえ使えば簡単だけど、ママと約束したし…。
…だけど…ハルカちゃんになら
打ち明けてもいいような気も…》
ハルカ「…Aちゃん…?」
A(小学生)《…うん、ハルカちゃんになら!》
ハルカ「…?」
A(小学生)「あのねハルカちゃん!」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「愛され」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あずさ - あ、アニメでこんな話あったな！じゃなくて、こんな事あったな！です (2022年7月13日 22時) (
レス) id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ - 作品を1から読みました。アイドルを目指して頑張る夢ちゃん。1話1話アニメでこんな話あったな！と当時を思い出しながら楽しく読んでいきました。とても読みやすい文章です！。(文章おかしくてすいません)これからも更新応援しています！ (2022年7月13日 22時) (レス) @page5 id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/
作成日時：2022年7月12日 2時
