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(※途中からまたオリジナルに戻ります)








マタロウ「じゃあ早速なんですけど、
このカレーの味見てもらえますか?」







そう言いながらマタロウはご飯を盛った器に

カレーのルーを掛け、シノブに差し出す。






シノブ「えっ!? いや、それは…」






先程シノブが振り入れた大量の激辛スパイスが入ったカレーを

差し出され、シノブは青ざめている。







マタロウ「はい、食べてみて下さい!」







何も知らないマタロウは、そのままシノブに渡す。






シノブ「うっ…うぅっ…こんなものが食えるかぁぁぁっ!!」







シノブは、カレーを器ごと振り払ってしまった。







マタロウ「えぇっ!?」






マタロウは当然驚いている。







シノブ「具が全然入ってないじゃないか!
ダメのダメダメだ!!」







地団駄を踏みながらマタロウを叱るシノブ。








マタロウ「そんなぁ…」







ジンペイ「先輩、具は底の方に溜まってます!」






シノブ「えぇっ!?」







ジンペイ「はい!」







ジンペイは具も沢山入れた状態で再びシノブに渡すが…。








シノブ「うぅっ…こんなものが食えるかぁぁぁっ!!」







またしても器ごとカレーを振り払ってしまう。









ジンペイ「えぇっ!? 何で〜?!」








シノブ「カレーとライスのバランスがダメダメだぁ!!」







クウカ「はい、これならどうでしょう?」







今度はクウカが入れたカレーを差し出す。

ルーとライスは絶妙なバランスで、キラキラ輝いていた。









シノブ「うっ…うぅっ…うるさーい!!」







だがシノブは、それすらも振り払ってしまう。








シノブ「そもそもコクも熟成も全然足りてなーい!!」







そしてシノブは、鍋ごとカレーを放り投げてしまった。







ジ/コ/マ/ク『えぇぇぇぇっ!?』






シノブ「お前達、キャンプのセンスゼロだ! 帰れ帰れ!」






シノブは怒りながら去っていった。









_____________________









A「……あっ、思い出した!」








その頃、Aは公園のベンチに座って

ポルカ達と話し続けていた。








アルト「思い出したって…?」






A「……その男の子の名前……」








ソプラ「何って名前の子?」






ポルカ「わたくしも興味ありますわ。
Aの初恋の相手の名前…」






A「……影野……シノブくん……。
私は、ずっとシノブくんって呼んでた……」








Aは、シノブの名前をようやく思い出したようだ。

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設定タグ:妖怪学園 , 愛され , アニメ沿い   
作品ジャンル:アニメ
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あずさ - あ、アニメでこんな話あったな!じゃなくて、こんな事あったな!です (2022年7月13日 22時) (レス) id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ - 作品を1から読みました。アイドルを目指して頑張る夢ちゃん。1話1話アニメでこんな話あったな!と当時を思い出しながら楽しく読んでいきました。とても読みやすい文章です!。(文章おかしくてすいません)これからも更新応援しています! (2022年7月13日 22時) (レス) @page5 id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/  
作成日時:2022年7月12日 2時

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