アイドルを目指す少女はYSP能力者9 【妖怪学園】 (ページ6)

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A「み、皆さんお揃いで……」
《会長が向かいの席に……///
うぅ……ドキドキする……///》

遠慮がちに話すA。

ジンペイ「おう! ちょっとな?」

コマ「Aさんの髪型、いつもと違うんだね?」

マタロウ「しかもそんなに可愛い格好で
いつもダンスの練習していたんだね?」

A「か、可愛いかどうかはわかりませんが……
ダンスの練習する時は大体この髪型に
こういう格好を……」

ジンペイ「俺は前にも一度見てるけどな?」

フブキ「ふふっ、やっぱりAは可愛いから
何着ても似合うのね♪」

A「そそそ……そんな事っ……///」

ラント「確かに…可愛いな…」

ラントは小声でそう言った。

A「っ……///」

ラントに言われたAは頬を染める。

フブキ《ふふっ、やるわねラント先輩♪》

.

.

ジンペイ「それよりA、今日はお前に
渡したい物があるんだ!」

A「へっ……? 私に……?」

ジンペイ「はい、A!」

ジンペイは可愛くラッピングされたイヤホンを

Aに渡した。

A「……!」

コマ「この前、バケーラに壊されて
悲しそうにしていたのが忘れられなくて…」

マタロウ「とはいえ、バケーラに弁償させるのは
難しいと思ったから僕達でお金出し合って
選んだんだ…」

A「……」

Aは早速開封してみた。

A「まぁ、可愛い色のイヤホン……!
しかもこれ……ワイヤレスじゃないですか!」

貰ったワイヤレスイヤホンを見たAは

目をキラキラ輝かせていた。

フブキ「Aはピンクが好きだしね?
それにAは日頃からダンスの練習しているし、
新しいイヤホンをプレゼントするなら
ワイヤレスがいいって私からジンペイ君達に
提案したの!」

マタロウ「Aさんが使っていたのと
同じイヤホンはなかなか見つからなくて…」

A「あぁ、あのイヤホンはもう
製造終了してしまったものなので
見つからないのは仕方ないですよ……?」

コマ「そうだったんだね…」

ジンペイ「フブキが途中で来てくれたおかげで
助かったぜ!」

フブキ「ふふっ、メカの事なら私に任せてよ♪
私、Aと出会ってからは音楽機器についても
勉強しているんだから!」