アイドルを目指す少女はYSP能力者9 【妖怪学園】 (ページ11)

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ユウリ「っ…!? なにぃ!?」

山田兄弟はいつの間にか宙に浮いていた。

ユウリ「す…凄い超能力だ…!」

ユウリは当然驚いている。

ジンペイ「だろ?へへへっ♪
よーしいいぞ! バケーラ!」

ユウリ「バケーラ?」

コマ「えぇーっと、ジンペイ君が
超能力を使う時の掛け声です!」

コマは必死に言い訳をしている。

ユウリ「そうなんだ…」

バケーラ「ふわふわ浮かせるド～!」

バケーラは山田兄弟を軽々と持ち上げていた…。

ジンペイ「更に! 学園長も浮かせちゃうぜ!」

そう言ってジンペイはジョギングをしている

学園長を指差す。

ジンペイ「いけっ! ゴロミ! ポルカ! アルト!」

ゴロミ「はぁ!? アタイがあの肉だるまを
持ち上げんのかよ!?」
《肉だるまって…普通に笑ったんだけど…www
by.作者)

ポルカ「貴方…か弱いレディーに
何やらせようとしてるんですの!?」

アルト「うぅ…流石に無理があるの…」

ジンペイ「いいから頑張れ!
ゴロミ! ポルカ! アルト!」

ユウリ「ゴロミ…? ポルカ…? アルト…?」

コマ「えっ!?」

フブキ「ご褒美に苺大福ミルクティー
買ってあげるって言ったでしょ?」

フブキはこっそりゴロミにこっそり耳打ちする。

ゴロミ「あっ、そうか…」

マタロウ「苺大福ミルクティーって?」

ゴロミ「知らないのかよ～?
今超絶流行ってて激烈美味いんだぞ～!」

マタロウ「へぇ〜…」
《食べ物なの? 飲み物なの?》

A「頑張ったらポルカにはマカロン、
アルトにはアイスクリーム作ってあげるから……」

Aもポルカとアルトにこっそり耳打ちする。

ポルカ「ツバサの手作りマカロン…
わたくしの大好物の…」

アルト「Aちゃんの…手作りアイスクリーム…
僕の大好きな…」

コマ《Aさん…お菓子作りも
得意だったんだ…》

ゴロミ「ならA、アタイの分の
マカロンとアイスクリームも作ってくれよ〜!」

ポルカ「はぁっ!? 貴方、どんだけ
欲張りなんですの!?」

アルト「姉さん…喧嘩はやめるの…!」

相変わらず仲の悪いポルカとゴロミは睨み合い、

アルトはポルカを止めようとしている。