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A「そんなっ……。
いきなり酷いっ……」









悲しげに俯くA。








ユウリ「っ…!?
…そこで、僕から1つ提案がある。
ESPクラブとYSPクラブ…両クラブの代表者による
超能力バトルをしないかい?」








ユウリはAの表情を見て一瞬動揺するが、

懐からスプーンを取り出して根元を摩る。








すると摩った箇所はいとも簡単に曲がってしまった。









コマ/マタロウ/フブキ/A『えっ!?』









ユウリ「勝負に負けた方が、
クラブの名前を変更するんだ」









コマ「そ、そんな…」








マタロウ「超能力バトルなんて、
完全にこっちが不利じゃないか!」









フブキ「そうよ! そんな勝負、
一体誰が受けるって…」







ジンペイ「受ける!」









コマ/フブキ『えっ!?』







A「ちょっ……ジンペイさんっ!?」







ジンペイ「その勝負…この寺刃ジンペイが
受けてたーーーーつ!!」









_____________________









ユウリ「では、クラブ名を賭けた超能力バトル…
1回戦目は【念力能力対決】だ!」







マタロウ「念力か…」









A「えっと……要するに、手を触れずに
物を動かすという事ですね……」








ユウリ「先行は僕でいいかな?」







ジンペイ「Eよりの〜E〜!」







ユウリ「では、Show time! Come on!」








ユウリは指をパチンと鳴らす。






そして近くの芝生に落ちている石に手をかざし、

動かそうとする。









ユウリ「ぐぬぬぬ…!」






ユウリは手に力を込めていると、

石がカタカタと揺れ動き、そのままふわりと

宙に浮いたのだった。












マタロウ「あぁぁぁっ! 浮いたぁぁっ!」








ユウリ「…はぁ…」







ユウリが力を抜くと、石もそのまま地面に落ちた。









A「す……凄い……。
私、念力って始めて見ました……」








ユウリ「次はジンペイ君の番だよ」







ジンペイ「俺はもっとすっげーもん
浮かせちゃうもんね〜♪」









A《ジンペイさん……本当に大丈夫かな……》

(3)→←世紀の対決! YSP vs ESP (1)


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設定タグ:妖怪学園 , 愛され , アニメ沿い   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/  
作成日時:2021年3月3日 9時

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