アイドルを目指す少女はYSP能力者9 【妖怪学園】 (ページ18)

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マタロウ「何で食べた!?」

ブルポン「はっ…つい…」

ゴロミ「出せ! 吐け、吐きまくれ!」

ゴロミはブルポンの体を鷲掴みにして、

ぶんぶん振り回す。

ユウリ「プハッ……脱出…成功だよ!」

そうしている間にユウリは

無事に脱出に成功していた。

『わぁーーーー!!』

ユウリに向けて沢山の生徒達からの

歓声と拍手でいっぱいになる。

ユウリ《やっぱり僕の超能力の方が、
皆に楽しんでもらえるんだ!》

ジンペイ「ゴボッ!」

ジンペイの口から泡が噴き出る。

マタロウ「どうしよう…」

コマ「とにかく空気を確保しよう!」

バケーラ「オデが行くド!」

するとバケーラは水槽の縁に掴まると、

水面に顔を付けて息を吐いて空気を放つ。

コマ「ジンペイ君、その空気を吸って!」

だがその空気はジンペイのお腹に直撃して、

ジンペイの体は水槽の底に叩き付けられてしまう。

ジンペイ「ぐほっ!? がばばばっ!?」

フブキ「ストーップ! ストップ!」

マタロウ「凄い威力の空気銃みたいに
なっちゃってる!」

4人はバケーラの体の上に乗って

慌てて引き止めている。

ブルポン「僕に任せて!」

するといつの間にか長いホースを小さな肩に

かけていたブルポンが駆け寄ってきた。

そしてそのホースの先端を水槽の中に投げ入れる。

ジンペイ「っ!」

ジンペイはホースに向かって泳ぎ、

ホースの先端を口に咥える。

コマ/マタロウ/フブキ/A『やったぁ!』

ブルポンがホースを持ち続けていると、

ホースの上に誰かが座る。

?「もひょっと」

ブルポン「ん?」

不思議に思ったブルポンが見上げると…。

モモ「モモだよ!」

モモが座っていた。

するとモモはお腹に力を入れ始め…。

モモ「あっ… 何かもよおしてきたですねぃ」

マタロウ「ちょっと! 何!?」

モモ「むぐぐぐぐっ…。
ふぅ～スッキリしたですねぃ～///」

ジンペイ「モボボボボッ!?」

モモ「あっ…もう1つオマケで出るですねぃ～」

プゥ～

ジンペイはそのままブクブクと泡を吹いている。

コマ/マタロウ/フブキ/A『あぁぁぁぁぁっ!!』