アイドルを目指す少女はYSP能力者6 【妖怪学園】 (ページ15)

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エマ「Aさん落ち着いて…」

普段は怒らないAの怒っている姿に

あたふたとしている一同。

すると突然、地面に落ちているピンクの誘惑に

虫のようなものが入り込むと、

カマガエールへと姿を変えた…。

マタロウ「カエルの怨霊!? ってか何でピンク!?」

コマ「モモコちゃんのピンクが乗り移ったんだ!」

A「コマさん、モモコちゃんとは一体……」

コマ「え…えっと…」

キンヤ「しーっ!」

ジンペイ「ピンクガエル!俺が相手だ!
変身っ!!」

ジンペイは変身メダルで剣豪紅丸に変身する。

紅丸「赤く染まったこの体。
お主の血で更に赤くなる…の巻!」

紅丸はそのままカマガエールに接近する。

紅丸「いざ! はっ!!」

刀を振り上げ攻撃を仕掛ける紅丸だが…。

カマガエール「カマァァァァッーーー!!」

カマガエールも負けじと手の鎌で攻撃を防ぎ続ける。

その後も攻防戦を続けるが、互角だった。

紅丸は一旦距離を置く。

紅丸「ほほう、少しは腕が立つようだな…」

カマガエール「ピギャァァァッ!!」

カマガエールは手の鎌と繋がっている鎖を伸ばし、

紅丸に襲い掛かる。

だが紅丸はそれを素早く避けた。

メラ「兄貴っ!!」

九尾「僕等もいくぞっ!!」

メラ「言われるまでもねぇ!!」

メラ/九尾『変身っ!!』

メラは獅子王、九尾はナインテイルに変身した。

獅子王「こっちだ!」

ナインテイル「いや、こちらですよ!」

獅子王とナインテイルは、それぞれ

反対方向へ走っていく。

どちらに攻撃していいかわからずに

カマガエールは戸惑う。

カマガエールは悩んだ末、両方向に鎖を伸ばすが

獅子王とナインテイルは素早く避ける。

そして鎖をしっかりと握り締め、

カマガエールの動きを封じた。

獅子王「さあ、紅の親分!」

ナインテイル「今でございます!」

紅丸「うむ! たぁぁぁぁっ!!」

紅丸はカマガエールに接近していく。

カマガエールは目を光らせ、緑色の舌を伸ばすが

紅丸はそれを素早く避け、

コマンドメダルをセットする。

紅丸「紅き…一閃!!」

紅丸の攻撃を受けたカマガエールは

真っ二つに避け、光を浴びたまま

小さくなっていった。

マタロウ「うひょ～っ! 痺れるぅ～!」