アイドルを目指す少女はYSP能力者12 【妖怪学園】

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アルト「ソプラちゃん!」








ソプラ「アル兄!」









2人は抱き合った。









アルト「ソプラちゃんっ…やっと会えたのっ…」








ソプラ「あたしもっ…アル兄に会いたかったっ…」









泣きながら再会を喜び合うアルトとソプラ。








アルト「ソプラちゃん…ごめんなさいなの…。
あの時手を離してしまって…。だから姉さんの手も
ソプラちゃんから離れちゃって…」









ソプラ「ううん、アル兄は悪くない!
悪いのは妖魔界をあんな風にしたアイツらよ?
だからあたし…ポル姉もアル兄も恨んでない!」







アルト「ソプラちゃん…」








ソプラ「こうしてアル兄と無事に再会出来たのも、
きっとあたし達を人間界へ飛ばして下さった
ロディナ様のおかげね?」






アルト「うん、確かにそれは間違いないの」








ソプラ「…ねぇアル兄、ポル姉もこの近くに居るのよね…?」







アルト「…」








ソプラ「…アル兄…?」









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A「はぁ……はぁ……こっちにも居ない……」









その頃、Aは必死になってアルトを探し続けていた…。









A《2人のメダルはあるから、いつでも呼び出す事は出来る……。
でもそんな事したら、余計にギクシャクしちゃうよね……。
……アルトを見つけたとして、後はどうやって
ポルカと仲直りさせたらいいのかな……》









Aがポルカとアルトを仲直りさせる方法を

必死になって考えていたら…。









A「あ……雨……」









突然雨が降り始めた…。









A「最悪だ……こんな時に雨が降るなんて……。
しかも……傘忘れちゃった……」









雨等で髪が濡れるのを極度に嫌うAは、頭を押さえるが…。









A「……ううん、髪なんてまたお風呂に入って
ヘアケアすれば何とかなる!
とにかく今は……アルトを見つけなきゃ!」
《あのままアルトを1人にしたら……
風紀委員に見つかってしまう可能性だって……》









Aは雨に打たれながら再び走り出した…。









A「アルトッ!! お願い、出てきてっ!!」








その後もアルトを探し続けるA。









Aの髪や体は言うまでもなく、どんどん濡れていった…。









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原作の26話でも途中で雨が降っている為、
こっちでもそうなっています。
書くのを省略しているだけで、
ちゃんと原作とは話が繋がっています。

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