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A「っ……うぅ……」
Aは屋上へ行き、声を押し殺して泣いていた。
A「どうして……急にこんな……」
何故周りから避けられているのかわからず、
Aの感情はぐちゃぐちゃになっていた…。
A「私はジンペイさん達の
仲間じゃなかったの……? しかもポルカ達まで……。
……何より会長に避けられたのが
1番ショックだった……」
すると…。
シノブ「…A…?」
そこに現れたのは、風紀委員会の副委員長で
Aの幼馴染でもある影野シノブだった…。
A「……! シノブくん……」
シノブ「どうしたんだ…?」
A「っ……シノブくんっ……!!
うわぁぁぁぁんっ!!」
優しく声を掛けるシノブに
Aの感情はついに抑えきれなくなり、
シノブに抱きついて更に泣いてしまう。
シノブ「…! どうしたんだよA…」
A「……うぅっ……」
シノブ「A…」
《懐かしいな…。前もこんな風に、
よく泣いているAを抱きしめていたっけ…》
シノブはAをいつまでも抱きしめていた…。
_____________________
シノブ「…落ち着いたか?」
A「うん、ごめんねシノブくん……。
また迷惑掛けちゃって……」
シノブ「そんな事言うなよ。
僕は迷惑なんて思った事一度もないから」
そう言ってAの頭を撫でる。
そしてゆっくりと話し始めるA。
シノブ「そんな事があったんだな…」
A「私、ジンペイさん達に何かしたかな……。
全然心当たりがなくて……」
シノブ「…」
するとシノブは突然無言になる。
A「……シノブくん……?」
シノブ「…A。辛いかもしれないけど、
今は耐えるんだ」
A「え……?」
シノブ「その時になればきっとわかるから…」
A「何言ってるの……?」
シノブ「これだけは言っておく。
.
.
…Aは独りじゃないから」
そう言ってシノブは再びAを抱きしめた。
A「シノブくん……」
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∞倉安な〜りん∞(プロフ) - 小桜さん» そう言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます(^^) (2021年2月15日 17時) (
レス) id: 8cea76b1aa (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - とてもお気に入りです。更新楽しみにしてます♪ (2021年2月14日 22時) (レス) id: e76311ff8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/
作成日時：2021年1月30日 2時
