アイドルを目指す少女はYSP能力者4 【妖怪学園】 (ページ21)

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～学園長室～

キンヤ「七不思議を解明した君達に、
提案がある」

A達は、学園長に呼び出されて

学園長室に居た。

ジンペイ「ほう…たくあんがあるのか…」

マタロウ「提案!」

たくあんの着ぐるみを着た状態で

たくあんの皿を持ってるジンペイに対して、

マタロウはツッコミを入れる。

A「ジンペイさん、そのたくあんは
何処から持ってきたんですか……」

コマとフブキがジンペイをジト目で見つめる中、

Aはジンペイが持っているたくあんに

目を丸くした。

ジンペイ「お、Aも食べるか?」

A「いえ、漬物はカロリー高そうなので……」
(※あくまでも作者のイメージです)

たくあんを食べながらジンペイは勧めるが、

Aはやんわりと否定する。

コマ「それで、提案とは何ですか?」

キンヤ「うむ。実は君達に【Y学園最大級の謎】を
解いて欲しいのだっ!!」

ジンペイ/コマ/フブキ/A『…?』

マタロウ「最大級キターーーッ!!」

キンヤ「この学園にある謎の施設、
【Yサークル】というのを知っているかな?」

マタロウ「Yサークル…」

ジンペイ「知りません」

マタロウ「ボリボリうるさいし!」

音を立てながらたくあんを食べ続けるジンペイに

またしてもツッコミを入れるマタロウ。

キンヤ「30年前、学校建設中に設計図になかった
建物が、敷地内に突然出現した。
しかもそれは、工事業者が取り壊そうとしても
壊せない程頑丈に出来ていたのだ。
とはいえ、学校の建設には支障はなかったので、
それらの建物を放置する事にした。
我々は、この謎の場所を世界中にある謎の図形
【ミステリーサークル】に肖り、
Yサークルと名付けた。
これこそが、今や学園最大級の謎なのだ!」

学園長が真剣に話している中、

ジンペイはたくあんを食べ続けていた。

マタロウ「緊張感なくなるからっ!」

A「ジンペイさん、たくあんなら
後で食べましょうね……?」

Aにじっと見つめられ、頬を染めるジンペイ。

ジンペイ「わ、わかった…///」