※ダリside！ ページ9
ダリside
数時間後＿＿＿＿
「……起きて」
『……んぅ、』
Aさんは完全に酔っ払ってしまっていて、うにゃうにゃと呻いていた。
このヒト、お酒大好きなくせしてお酒弱いんだよな〜……。
ま、端からこれ狙いではあるんだけど。
「Aさん……？A先生……？」
『ん〜……ダリ…』
ダ「……なぁに？」
『………ぇへへ、なんでもなぁい』
そう言って彼女は僕に抱きついてきた。
可愛い可愛い可愛いッ！！
今すぐこのまま食べてしまいたい衝動に駆られるが、
ここは我慢だ、我慢。
「……呑み過ぎだよ、はいお水」
『ん、……んくっ、ゴクッ……』
彼女の危なっかしい手から酒を取り上げて水を飲ませる。
でも、酔っ払っていて上手く水が飲めないのか口の端からボタボタと零してしまっていて。
『んぅ……ん、ぅ……』
「Aさん、これじゃ服が濡れちゃうよ」
『……ん、……らってぇ……』
もう彼女の頭は正常な判断が出来ていないみたいで、
僕の首に腕を絡めてキスしようとしてくる。
『ん、……だり……』
「っ、……」
これは……我慢がきかないかもしれないな。
そのまま僕は彼女の後頭部に手を回して抱き寄せる。
「……キスだけで」
『ん、んぅ、……するぅ……』
そう言って彼女は僕に身体を預けてキスを強請った。
もう我慢がきかなくなって、僕はそのまま彼女に口付ける。
「……っん」
『ん……ふっ、………すぅ………すぅ………』
「ん、……寝た？」
酔っ払っているAさんは僕の腕の中で寝てしまった。
可愛いなあ〜……もう！！
「Aさん、起きて？」
『んぅ〜……』
「起きてってば」
『んぅ…………すぅ……』
いや、もう寝てるじゃん。
あ〜あ、襲おうと思ってたのにな……。
そんな邪な事を考えながら彼女に上着を掛けてあげた。
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りん(プロフ) - 面白いです！続き待ってます😊 (3月24日 23時) (
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作成日時：2023年12月26日 22時
