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眩しくて、目を細めた先。
私に手を差し出してくれている人の姿をよく見てみたら、
こんな人、学校にいたんだ、ってくらい。かっこいい男の子。
永瀬くんと同じように、きらきらしたオーラをまとっているような。
男の子を見つめてそんなことを考えながら、ぼーっとしてしまっていたせいか
私が何の反応もないせいで、首を傾げて疑問符を浮かべている彼の姿に気付いて、
「…あっ大丈夫です、ごめんなさい」
付き合っている永瀬くんと手を繋ぐことさえまだ恥ずかしい私が、
キラキラした男の子に差し出された手を取るのは恥ずかしくて、
ぱっと、自分で立ち上がって、スカートを払う。
それにしても…
(…な、なんか、すごく見られてる。)
結局、取られなかった手をそのまま引っ込めて、
まじまじと、私を見つめている男の子の視線が、ちょっと痛くて、目を合わせられない。
とりあえず、もう一度謝って、早くこの場を立ち去ろう。
そう思ったとき。
「―…もしかして、廉の彼女？」
突然聞き覚えのある名前を出されて、ドキッと跳ねる心臓。
なぜそんなことを知っているの。
驚いた顔で、もう一度男の子のことを見ると、
その私の表情で、正解だと分かった男の子が、「やっぱり。」と言って、くすっと笑みを零す。
「…気になってたんだよね、廉が初めて告白した女の子。」
目が合った男の子の顔は、やっぱりとってもキレイな顔立ちをしていて、
その顔で、ニコッと笑いかけられると、見惚れてしまいそうになる。
永瀬くんが初めて告白した、というところまで知られていて、
しかも…呼び方も“廉”だし…これは…まちがいない
「な…永瀬くんの…お友達、ですか…？」
自分のクラス以外にはめっぽう弱い私は、見知らぬ顔なんてたくさんいる。
しかも、先輩か、後輩かの区別もあんまりついていなくて。
とりあえず、敬語で、聞いてみる。
すると、ちょっと考えるように腕を組んで沈黙した後に、軽く頷いて、
「んー…うん、隣のクラスだけどね。」
若干、長い間があった気がしたけど、
隣のクラスだし、そんなに話す機会がないから答えを渋ったのかと思って、気に留めないことにした。
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れもか♪ - 廉君かっこいい！これからも頑張ってください！大好きです♪ (2017年3月3日 19時) (
レス) id: 4834f7419d (このIDを非表示/違反報告)
#土筆(プロフ) - この作品大好きです！！廉くん、かっこよすぎて死にそうです笑 もうトキメキまくってます！これからも更新楽しみにしています！頑張って下さい！！ (2017年1月7日 23時) (レス) id: 55722025e8 (このIDを非表示/違反報告)
北萌(プロフ) - あけましておめでとうございます！この作品大好きです！更新待ってます！ (2017年1月4日 21時) (レス) id: a2cc09170c (このIDを非表示/違反報告)
心愛(ここあ)(プロフ) - 明けましておめでとうございます。お話に引き込まれますね( ´艸｀)花澄*。さんの世界観大好きです！これからどう展開していくのか…更新楽しみにしています(≧∀≦) (2017年1月4日 10時) (レス) id: 5d24ad16bc (このIDを非表示/違反報告)
piyochan. - なになになにどーゆう関係なの！！笑めっちゃ気になる笑 (2017年1月3日 2時) (レス) id: 8558eeec56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花澄*。
| 作成日時：2016年12月17日 18時
