天使のような一年は組の子

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A「あの……この箱みたいなの、なんですか？」


伊作「あっ、これ？これは救急箱って言うんだよ。怪我を治すときに使うんだよ。中何が入っているか見てみるかい？」


A「！はいっ！見てみたいです！」


伊作「分かったよ。はい」


A「わぁ〜〜！」キラキラ


救急箱の中を見た瞬間、僕は目を輝かせた。その中には怪我を治すときに使う、包帯や消毒、薬やピンセットが入っていた。


伊作「どう？たくさん入っててびっくりしたでしょ？」


A「っはい！僕、人の怪我を治すのが得意で、いつかお医者さんになりたいのが夢なんです」


伊作「そうなんだね。それだったら君、保健委員会に入ったらどう？」


A「？保健……委員会……」


伊作「あっ、実は忍術学園にはね、みんながそれぞれ違う仕事？をすることがあってね、それを委員会て言うんだ。そして保健委員会は、人の怪我や病気を治したり、治療で使う薬草なんかを集めたりする仕事があるんだよ。ちなみに僕はその委員会に入っているよ」


A「へぇ〜、いいな〜薬草集めたりするの楽しそうだし入ってみたいな〜」


僕は善法寺先輩が入っている保健委員会にすごく興味を持っていた。


伊作「ふふっ、それは是非入ってほしいな〜。今度多分、委員会の見学があると思うから是非見に来てね！」


A「はっはい！！」


伊作「それじゃあ僕はそろそろ自分の部屋に戻るからAもそろそろ部屋の中に入って早く寝るんだよ」


A「はい！ありがとうございました!善法寺先輩。おやすみなさい！」


伊作「ふふっおやすみ」


善法寺先輩が去っていったあと、僕も自分の部屋に戻り、今度こそ布団に入り、眠りに落ちた。

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