天使のような一年は組の子

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A「ん、う〜ん……ここは……？」


目を開けると、僕は布団の中で横になっており、学園長室とはまた違う部屋に居た。


A「もしかして……さっきのお兄さんが気絶したままの僕を起こさずにここまで連れてきてくれたのかな……？そうだったら後でお礼言わないと……」


布団から出たら、水色の模様がついてる制服が用意されていた。


A「これに着替えるのかな？」


その時、部屋の外からノックされた。


A「はっはい？」


「入るぞ」


入ってきたのは、さっきの事務員のお兄さんと違う、似たような服を着た男の人だった。


「君がAくんだね？」


A「はっはい……」


「初めまして、私は一年は組、教科担任をしている土井半助だ。よろしくな」


A「はい……」


土井「早速だが、制服に着替えた後、校庭に行って、みんなに自己紹介してほしいんだが、いいか？」


A「はい、大丈夫です……」


土井「うん、それじゃあ、私は用があるから行くな。制服は着替えられるか？」


A「はい」


土井「ん、それじゃあな」


僕の頭を撫で、土井先生は、去っていった。


A「(優しそうな先生だったな…)」


そう思いながら、僕は制服に着替えた。

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