天使のような一年は組の子

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「いやいや、ここは、人数が一番少ない、火薬委員会でしょ！」


「人数が少ないとか関係ねぇ、やっぱ、予算会議とかの時に人数が多いほうがいいから会計委員会だ！」ギンギーン！


伊作「ちょっと待ってよ、Aが一番最初に仲良くなったのは僕だよ？だからAは保健委員会が……「絶対だめだ！！それに言ってることも違う！」なんで！」


ギャーギャーギャーギャー


A「うわ……学園長先生、どうしましょう……」


学園長「う〜ん、こうなったら仕方がない、わしが決めることにしよう……お〜い！お前たち！」


一同−A、学園長「「「「「「「「「「「(ピタッ)なんですか、学園長先生？」」」」」」」」」」」


学園長「このまま、Aやお前たちに決めてもらっても切りがつかない、だからわしが決めることにしたんじゃ」


一同−A、学園長「「「「「「「「「「「………え〜〜〜？！！」」」」」」」」」」」


伊作「なんでですか！そんなのあんまりですよ！」


「そうですよ！うちの一年生たち、入ってくれるの期待しながら待ってるんですよ！」


他一同「「「「「「「「「そうだ、そうだ！！」」」」」」」」」


ギャーギャーギャーギャー


ブーイングをする善法寺先輩達。


学園長「おだまり！！」


それを止める学園長先生。


A「うわ………」


僕はそれを見ることしかできなかった。


学園長「とにかく、委員会に回る順番を決める。まず最初はわしが顧問である、学級委員長委員会」


二人「ヤッター！！」


学園長「その次に火薬委員会」


「よっしゃー！」


学園長「その後に会計委員会、作法委員会、生物委員会、図書委員会、用具委員会、体育委員会、そして最後に保健委員会じゃ。ちなみに拒否権はなし！以上じゃ！」


「ヤッター！最初らへん」


「うむ、楽しみだな」


伊作「また、不運だ……」


A「アハハ……これで無事に終わった？のかな……」


こうして、委員会の見学決めは無事？幕を閉じたとさ。

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