大好きでいてもいいですか？ SHOTA

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「ふ〜ん」

『先輩さっきからなんですか』

「いや、べつに？」



お母さんが出かけて、わたしの部屋に先輩を案内したわけだけど、

先輩はわたしの部屋に入るなり

ふ〜んとか、へーとかばっかり言って

わたしの部屋を見て回ってる



『恥ずかしいんであんまり見ないでください』

「はいはい、」



適当な返事をした先輩はわたしの隣にどかっと座ってきた



「お母さんいないよな？」

『さっき出かけましたね』

「じゃあいいよな？」

『え、先輩何考えてるんですか』

「想像に任す」



とか言って考える暇も与えてくれず、

先輩の顔が近付いてくる



目をつぶるわたし








『ん？』

「いやお前何期待してんの」

『ちょ、先輩！意地悪しないでくだ・・・え、これ』



意地悪しないでくださいって言おうとしたら

ネックレスがついてることに気がつく



「バレンタインのお返し」

『ネックレス・・・かわいい』

「気に入った？」

『はい！ありがとうございます』

「よかった。じゃあ続きな」



そう言った先輩はキスをしてきた

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