【ナルト】カッコつけてる忍ですが実は怖がりです【男主】 (ページ34)

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“嘘つき“さんページ34

「母の言葉と貴方が手配書【ビンゴブック】に載っていた

それを分かったとき僕は暗部の情報を使い貴方について調べた」

『……』

「……そしたら、出てきたんですよ

甘い声と偽りの表情で敵を欺く
“詐欺師“【トリックスター】がね」

“その言葉が嘘じゃない事を祈るぜ“

なるほど……再不斬も気付いてたってわけか……

『……よく調べたもんだ
今じゃ俺に賭けられた金はその1/10なんだよなぁ～

……いや、こんな話は後だな

……お前が聞きてー事も分かってるつもりだ……(若さの秘密だろ？)』

海を向いたまま
白は小さく「そうですか……」と
呟き直ぐに俺の方を向いた

睨んでいる訳じゃない

強気なんだよいつも……

あいつに“似て“……

白「Aさん……
なら……なら教えてくれませんか」

俺を見つめるその純粋な瞳は

「繋がっていないはずの血が

母と……貴方の血が……」

真っ直ぐ俺を見つめるその表情は

「なぜ……繋がっていたかを…… っ」

親子なんだと俺に確信させる……

なら話しても良いか？

氷の中に閉ざされた

闇の記憶を…………

『……いいぜ……

今のお前なら……受け入れられるはずだ

そもそも、お前の母氷崎(ひょうざき) ゆうきと出逢ったのは
……冷たい風が吹く頃だよ……。』