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拓司side
あれから無事に家に着いたんだけど水上は車にも酔ったみたいで顔色が真っ青。
和室に布団を敷いて寝かせようと思ったけど横になったら気持ち悪くなるとの事で俺に凭れさせてる。
颯「伊沢さん…吐きそうです…。」
拓司「はい、ここに吐きな?」
颯「うぅっ…ゴホゴホオェェェェェ…ゴホゴホオェェェェェ…」
拓司「大丈夫だからな、ゆっくり。」
近くに置いておいた洗面器を口元に出すと我慢してたものを吐き出した。
車酔いもあるだろうけど、偏頭痛って吐き気も催すって聞いたからそれもあるんだろう。
辛いのか涙目になっている。
颯「もう大丈夫です…。」
拓司「うん、良かった。もう少し体は起こしておくか?」
颯「はい…。」
拓司「壁に凭れさせるぞ。俺ちょっと片付けて来るから。」
颯「はい…。」
直ぐに横にならないのはまだ少し気持ち悪さが残ってるんだろう。
俺は洗面器に新しい袋を付けて嘔吐物が入ってる袋を捨てる為に和室を離れた。
鶴崎が代わりに和室に向かってくれてるからちょっと任せても大丈夫かな。
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milk(プロフ) - ゆきこさん» そう言っていただけて嬉しいです。頑張ります (2019年12月5日 23時) (レス) id: 7c3db636b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきこ(プロフ) - 学校生活大変だと思いますが体調に気を付けて頑張って下さいね(^-^)私はmilkさんの書く小説大好きです!応援しています♪ (2019年12月5日 22時) (レス) id: d6e1a62293 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:milk | 作成日時:2019年9月30日 22時