君は僕の太陽【fischer's】 (ページ7)

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担任「じゃあ今日は修学旅行の班決めだな。行き先は前にも言ったが、沖縄だ。決まった班は市内での自由行動どうするか考えて提出しろよー！」

シ「なーA？」

『どしたの？』

シ「俺と……」

キョウコ「シルクー！あたしと班組もー！」

シルク「お前飛びついてくんのやめろって言ったろ？」

ン「俺も俺もー！Aちゃんも一緒がいいな！」

『いいよ。私もンダホくんと一緒にソーキそば食べたいっ！』

モ「班は5〜6人だよね。俺も入れて。」

キョウコ「じゃあ、シルクとあたしとAちゃんとンダホとモトキで5人だねっ！」

モ「とりあえず国際通りは行きたいよねえ。」

『私、行ってみたい雑貨屋さんがあって……』

キョウコ「それってここ？あたしも行ってみたかったのー！行こーっ！」

ン「俺はソーキそばと、パイナップルと、ブルーシールアイスと、海ぶどうと……」

俺そっちのけで話は進んでる。俺がAを誘おうと思ってたのに……。いじけて床に座り込んでると、

『ねっ、シルクは行きたいとことか食べたいとことかないの？』

Aはしゃがんで目線を合わせて聞いてくれた。俺は嬉しくなって耳元でささやく。

シ「Aと行けたらどこでもいいよ。」

Aを見ると、顔を赤くしていた。

『キョウコちゃんがいるのにそんなこと言わないの。』

まぁ、そうだよな。彼女いるやつが何言ってもしょうがないか。とりあえず沖縄を楽しもう。修学旅行終わったらキョウコと別れて堂々とAに気持ちぶつけてくか。

シ「冗談だよ。じゃあ、候補まとめてくか。あいつらに任せてたらごはんばっかりの工程に、なるぞ！」

『それは困るかも。笑』

シ「おーぃ、ンダホ。食べたいやつ3つまでに絞れよー…………

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なんだかんだ言いながらも、計画はいい感じにまとまった。早く修学旅行行きてぇなぁー。