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シ「この後どうする?解散するか……河川敷に朝日でも見に行くか、ってまだ日の出までは大分時間あんな。」



『そういえば、マサイくん何の用事だったんだろう?電話してみよう!』


マサイ、確かに連絡の1つもあって良さそうだけど、ほんとにあいつ何してんだ?



〜〜♪♪〜〜



『あれ?繋がらない………』



シ「みんな新年になったからメールしたり電話してるから混んでんだろ。また後からかけてみたら?」



『うん……』




ン「……実はさ、マサイには言うなって言われてたんだけど。マサイ今日用事があったんじゃなくて風邪引いて家で寝てるって。Aちゃんが今日のこと楽しみにしてるし、来たら移っちゃうから黙っててって。まぁ、ただの風邪だから大丈夫だって言ってたけど。」





風邪か……。あいつ熱出やすい体質だからな。ヘタにこじらせてないといいけど。



『あたし、マサイくんの家行ってくる。今年もご両親と過ごさないって言ってたからたぶん一人でいるんだよね。風邪の時って心細いから……みんな、ごめんね!』




そう言って走り出そうとするAの腕を俺はとっさに掴んだ。


シ「ちょっと待てって。まだ暗いんだから危ないだろ?」



『でもっ、マサイくんが……』



シ「マサイん家まで送ってやるから一人で行くなよ。」



『うん……。』



シ「じゃあこいつ送ってくから!また連絡するな!」



ンダホ達と別れ、俺らはコンビニで適当に体に良さそうもんを買ってマサイの家へと向かった。

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作者名:milkcrown | 作成日時:2018年12月18日 15時

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