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この辺では1番有名な神社へ来ている。大っきい神社ってこともあって、家族連れやカップル、俺らみたいに友達同士でワチャワチャしてるやつらとかでとても賑わっている。
神社なんて人多いし、夜は寒いし、マジでだりーとか思ってたけどなかなか悪くない。なんて思えるのも隣にAがいるからだけどな。
つーかマサイ何してんだよ。お前がここにいないのが悪いんだからな。今日だけ。こいつの彼氏気取りも今日だけ許してくれよ。
シ「なんか全っ然前進まねえな。まぁ、こんなもんか。みんなこの流れのままカウントダウンで初詣だもんな!」
『なんかちょっとワクワクするね!』
キョウコ「あっ。Aに言っとくね!モトキと付き合うことにしたの。」
『そうなの!?』
モ「そうなんだよねぇ。きょんちゃんなかなか素直になれなかったもんね。」
キョウコ「モトキが、急にこんな感じだからどうしていいかわからなかったの!」
『おめでとうっ!』
ペ「マジか……」
ザ「俺も彼女ほしいな……」
ダ「俺は別に………」
ン「さみしいから手をつなごうよ〜!」
『カウントダウンの瞬間みんなで手をつなごっか?』
シ「てかもうすぐじゃね?」
時計を見ると23:58。
ン「1分前から手をつなごっ!」
23:59
ペ「1分前だよー!」
ザ「なんかちょっと恥ずかしいなぁ〜」
キョウコ「あたしは楽しいっ♪みんなと一緒だし!」
モ「きょんちゃんが楽しそうなら俺はそれで………。」
ダ「モトキ………キモいよ!」
シ「もうちょっとで10秒前だぞ!」
10 ・ 9 ・ 8 ・ 7 ・ 6 ・ 5 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 1
「「「ハッピーニューイヤー!!!!」」」
ここにいる人達が思い思いの言葉を叫んでいる。
シ「神社でハッピーニューイヤーってありなんか?」
『細かいことは気にしないの。明けましておめでとうシルク!』
シ「あぁ。明けましておめでとう!」
俺らはお参りをした後、たこ焼きが食べたいだのリンゴ飴が食べたいだの言うンダホとAに付き合って、食べながらダラダラと歩いていた。
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作者名:milkcrown | 作成日時:2018年12月18日 15時