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Aside


シルクが先に帰った後、マサイくんと二人でテスト勉強をしている。
マサイくんとはなんていうか、昔からずっと一緒にいたかのような安心感があって、隣にいても何も気にしないで自然体でいられる。


……?……っ?……Aっ?」


『っごめん、ぼーっとしてた。』



マ「何回呼んでも気づかないから。笑」



『あっ今日マサイくんうちでご飯食べてく?一人で家でご飯食べるのさみしいでしょ?今からご飯作ってくるから!』



マ「ご飯とかいいからここ座って?」



『ここ?』




彼はあぐらをかいたその上を指差している。



『こうかな?』


マサイくんに背中を向けて座った。



マ「ん〜これでもいいけど、こうかな?」



足を持って横向きに変えられた。座りづらくて自然にマサイくんの首に手を回す形になる。



『………っマサイくん?//』




マ「っふふ。今更何照れてんの?」



『だって、マサイくんの顔が近いから………』



マ「だめ?」



『……だめじゃないけど……///』




マ「じゃ、




そう言ってマサイくんが優しく唇に触れるだけのキスをする。少し物足りなさを感じて回していた腕に力を込めるとマサイくんは応えてくれるかのように、キスが深くなっていく。


『んっ!待って、……。』



マ「どうかした?」




あたしどうしちゃったんだろう?


……匂いが違う?


マサイくんのこと好きなはずなのに、マサイくんとキスしながら昼間のシルクとのこと思い出して違和感を感じてしまった。



『ごめんなさい。今日は帰ってもらっていいかな?』



マ「わかった。じゃ、また明日な!」



おかしいと思ってるはずなのにマサイくんはあたしを優しく抱きしめると、荷物を持って部屋を出ていった。




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作者名:milkcrown | 作成日時:2018年12月18日 15時

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