めんどくせえからあたしが総長やってやるよ！！！

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あーーーー、あいつらのこと好きだけど相手にするの疲れる。全員でボケ倒してくるのなに？？



この後予定立て込んでるのになー。



まあまあまあ！！



大好きな人たちに会えるので！！



『まずは六本木に向かうか！！！』



そして電車を乗り継ぎ六本木のショッピングモールに着いたは良いものの…



『うん、迷子⭐︎』



なんでだ。駅出てからちゃんと道案内の通りに来たのに。



こんなの東卍の誰かに見られたら一生馬鹿にされる。



よかったあいつらが一緒じゃなくて。



『けど困ったなー、とりあえず当事者に連絡するか！』



♪電話の呼び出し音



ｶﾞﾁｬ



「遅えんだよ。どうした？」



『もしもしー？ごめん迷子になった！』



竜「おまえ何歳？？何回目？園児？？？」



『ちょっと待って半年会わないだけで竜ちゃんクソ冷たくない？？え、なに私帰ったほうがいい？まあ帰らんけど！！顔だけは良い兄弟拝まずに帰るなんてそんな失態しないけど！！』



そう。私が会う約束をしてたのは灰谷兄弟。



まじで食パン咥えながら曲がり方でぶつかったらLove so sweet流れちゃうくらいイケメン。



…実際ぶつかったら殺されること間違いなしでしょうが。



けどそんなとこも好き(末期)



竜「とりあえず出口Aに向かっ…ちょ、兄貴！」



竜ちゃんの説明を聞いていると電話の向こう側で何やら争ってる音が。



…これは多分きっと、いや確実に蘭ちゃんの強奪にあってるな(白目)



もちろん予想通りの人の声に変わる



蘭「もしもーし！Aちゃん？今から迎えに行くから目印になるお店教えて〜？」



『あ、蘭ちゃん！！！え！2人ともきてくれるの！！あんな盛大にスルーされたのに！！なんだかんだ優しいんだから〜！！えっとねー、なんかおしゃれなスムージー屋さんがある！その前にいるよ！」



蘭「おっけー！動かないで良い子にしててね♡」



『蘭ちゃんもスルーなのね！！おっけーめげないしょげないメンタルコンクリートの女はいい子で待つ事を誓います！！蘭ちゃん大好き！！！！』



蘭「俺も〜♡また後でね」



ｶﾞﾁｬ



竜「あー、兄ちゃんまたいいとこ取りかよ…」



蘭「会いたいんだろ？早くAちゃんとこ行くぞ〜」



竜「はいはい」

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