片寄くんちの妹はお姫様？

. ページ36

『わんわん、なまえ』

「ソウルって言うの。言える？」

『ちょうる？』

「ソウル」

『そうる！』

「わんっ！」


名前を呼ばれて嬉しいソウルが返事をする。


「よかったなソウル。名前覚えてもらえたぞ」


わしゃわしゃとソウルの頭を撫でる広臣。


『そうるとあそぶ』

「いいよ」


ソウルを解放するとAのとこに真っ直ぐ向かいパタパタと尻尾を動かす。


『そうる、しゅきー』


そう言うとソウルもその気になりAの顔をベロベロと舐め始め


『んっ、くすぐたいよぉ』


キャハハと笑いながらソウルに舐められるA。


「「「(あの犬やるな)」」」


広臣以外のメンバーがソウルを羨ましがるのでした。


＊


「本当に、すみません」


その後、無事に兄涼太が三代目の楽屋にAを迎えにきてペコペコと謝る。


「ほら、Aもお礼言うの」

『そうるとあそべて、たのちかった！』

「それならよかった。な、ソウル？」

「わんっ！」


ソウルを抱えた広臣。


「また迷子になって楽屋においでー」


笑顔でさらっと酷いことを言う岩ちゃん。


「もう、迷子になるなよ」

「兄ちゃんから離れたらあかんで」

「次は本場のR.Y.U.S.E.I.踊ってやるからなー」

「またおいで」

「気をつけて帰ってね」


三代目全員でお見送りして


「本当に、次はないようにしますんで」


たじたじの兄涼太なのでした。



=======================================
ネコさん。
三代目の楽屋で遊ぶのリクエストでしたが、ちょっと違うくしてしまいました。
どうでしょうか？
感想お待ちしております。


※リクエストまだまだ募集してます。

======================================

甘えたい→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す