片寄くんちの妹はお姫様？

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「見つけた、ソウル···とA！？」


犬の飼い主である登坂広臣。

愛犬であるチワワのソウルをひょんなことから脱走させてしまい探していたのだ。

ソウルの鳴き声を頼りに行き着いた先にはAもいて、驚く。


「また迷子か？」


ソウルを抱くAの頭を優しく撫でると、小さい声で、うんと頷く。


「とりあえず楽屋行くか」

『おみちゃ、あーと』


手を引かれながら、お礼を言うAに


「名前、覚えてくれたんだ」


ジーンと感動する広臣だった。


＊


「ソウル見つかった」


三代目の楽屋に戻ってきた広臣。


「ついでにまた迷子拾った」


とAを見せると喜ぶメンバー達。


「また、迷子か 笑」


頭ポンポンしながら笑う隆二。


「涼太に連絡するね、Aちゃん」


眩しい笑顔を振り撒く岩ちゃん。


『あーと！』

「めっちゃ、可愛い」


抱きしめたいと言うNAOTO。


『わんわん』

「くぅーん」


ソウルと戯れるA。


「めっちゃ懐いてへん？」


びっくりする健二郎に。


「どこでAちゃん見つけたの？」

「ソウル抱きしめてゴミ箱の横に座ってました」


直己に事情を説明する広臣。


「Aちゃんがソウル見つけたんだね」


偉いなーと感動するELLY。

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